2013年12月31日火曜日

一年を振り返り、インド人のまとめ

バンガロール生活も一年を超え、ブログを読んでくださった皆様には感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございます。
この一年を振り返り、インド人の特徴のまとめをしておこうと思います!

インド人ってこんな人たち

⒈ 多くのインド人が、Thank you は OK と言い Sorry は言わない。日本人はSorry を言いすぎる傾向があるが、外国人は謝罪は少ない。

⒉ 時間にルーズ、ドタキャンは普通。個人の連絡先を把握して何度も電話する必要がある。

⒊ 外国人は珍しく、観光地で会うと一緒に写真を撮りたがる人がいる。

⒋ 基本的には人懐っこく話し好き。そして距離が近い。

⒌ Problem があっても No problem と言ってしまう。プライドが高く分からないと言えない。

⒍ かなり男尊女卑である。運転手はサーの言うことは聞くがマダムを軽視したりする。

⒎ 外国人が民族衣装を着ると文化に対する敬意を感じてくれる。

⒏ 列に並ぶ、交通ルールなどルールを守らない人が多い。運転は超荒い。

⒐ 外国人からはぼったくるのが普通。世界遺産の入場料は25倍。リクシャは5倍の値段を言われる。

10. 輪廻転生を信じ、虫は殺さない。結婚は親が決めるのが一般的で占いを信じやすい。

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ニュー・フレンズ・コロニー(デリー)たむら

日本人駐在員が最も多いデリーに来たので、ランチは和食料理店を探してみました。

バハイー教の lotus temple を見に行った後にnew friends colony ニュー・フレンズ・コロニーのたむらへ。ショッピングマーケット内の少し外れた場所のビルの2階、目的を持って来なければ見逃してしまう立地です。


 
入り口に来るとホッとする和風テイスト。木の温もりを感じる入り口がお出迎えしてくれます。


このお店は、Ahmedabad Gurgaon など5カ所に店舗があるようです。デリーでは有名なのかもしれません。

私は色々な料理が入っている幕の内弁当セットを、夫は豚の生姜焼きを頼みました。生姜焼きは鉄板に乗ってくるのでホッカホカ。幕の内には海老フライと鮭が入っていたのが嬉しい。ありがたく完食しました。

久々の日本食、美味しかった〜!

レストランから駐車場へ向かう間には現地のインド料理店が並び、タンドールの釜で焼いている店があり、写真を撮らせてもらいました。中に炭を置いて窯の内側にロティを貼り付けて焼いています。

タンドール、初めて見ました。
炭火で焼く料理が香ばしくて好きなのですが、こんな風に焼くのですね!
次回はこんなお店に挑戦してもいいかも。

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2013年12月30日月曜日

Khan Market のレストラン

こんばんは。
アグラからバスでデリーに1時間遅れで到着!無事ホテルにチェックインしました。

最上階に宿泊しているというのに、ホテルから外へ徒歩で食事しに行くボンビーな私たち。でも、夜の街に繰り出すのは特別な好奇心をそそられます。

宿泊しているホテルからほど近いカーン・マーケットという場所に夕食を食べに行きました。駐車場からアーケード街を抜けるとヨーロッパの路地裏みたいにお店が軒を連ねています。

その中の Trolleys というレストランに入ってみました。ピザなどの洋風な料理も出す店ですが、私たちがオーダーしたのは、もちろん、インド料理!オレンジを基調とした若者向けっぽい内装。様式のまとまりのなさが若干ありますが、清潔感があり好感が持てます。

カリフラワーのスープ、チキン・ティッカ、野菜のカレーとインディアン・ブレッドの盛り合わせを注文しました。




日本人二人ならこのくらいあれば十分でしょう。

デリーはさすが首都ということだけあって、より洗練されたオシャレな店をバンガロールよりずっと簡単に探すことができました。

Trolleys
7, First Floor, Middle Lane, Khan Market, New Delhi

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タージ・マハルの犬

インドは気候が良く、人間は虫も含め生き物と共存するという基本精神に基づいて生活しています。

そのためか、インドの犬は信じられないくらい無防備、悪く言えばだらしないです。今日はタージ・マハルに行きましたが、目についただらしない犬の様子をご紹介します。

この犬は死んでいるわけではありません。タージの正門の外の石畳でのんびり日向ぼっこか眠っています。インドの犬は大抵このように脚を投げ出しています。

これも正門の前の大きな広場にいた別の犬です。お決まりのポーズでダラ〜。

これは入り口のところの犬です。
わざわざ人ごみの近くでこのポーズを取っているのを見ると、寝てるようなふりして、実はかまってほしいのかな? とも思います。犬って寂しがりやな面もあるから。

日本でこんな態度をしている犬は殆ど見ません。もっと機敏に歩いたり走ったり何かを探したり、休むにしてもいつでも逃げられるような姿勢だったりします。同じ動物も国によってかなり違います。

この快適な気候に甘んじていると人間も犬のようにだらしなくなってしまうのか一抹の不安も感じています。

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2013年12月28日土曜日

AC デラックスバスに疑問!

午前中ジャイプルの市内観光し、バスでアグラに向かいます。バスはACデラックスのはずですが、とても汚い!!!

クーラーの風量を調節する弁は壊れていて、風出っ放し。非常に寒いです。
これでデラックスという言葉を使うなんて信じられません。ただのACバスです。
友達が話していたシラミなどの虫もいそうです。これから5時間ほどの旅。
夕方にアグラに到着して無事にホテルへ着けるのかアドベンチャーなのです。

このワンランク上はボルボ・バスですが、良い時間がないそうでした。
デリー行きのボルボ・バスを見ましたがキレイ。旦那さま、次回はぜひボルボでお願いします。

駐在マダムにあるまじき冒険!?ワイルドで行く年末なのでした。応援よろしくです〜。

2013年12月27日金曜日

インド北部へ旅行!



おはようございます。
今日から年末旅行、これまで行ったことのないインド北部の有名観光地を巡る予定です。

初日は砂漠の国ラージャスターンの州都ジャイプルへ。ピンクシティと呼ばれる街です。

手配した夫の話によると、バンガロールからジャイプルへの直行便は数少なく、 air costa 朝8:20発の利用です。7:35のボーディング・タイムをとっくに過ぎているのに、まだ搭乗が始まりません。インドらしい。

朝5時起きだったのでとても眠いです。
空港へくる途中、バンガロール市内から空港への道路が着々と出来上がるのが見えました。(写真) ま、これが出来ても市内の渋滞が緩和されるわけではありませんが、我が家から空港へは10程度の短縮になりそうです。

続きはまた後で!
それでは。

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2013年12月25日水曜日

インドで椅子取りゲーム

週一で手伝っているスラム・スクールではクリスマスに関し二つの行事がありました。

一つは、クリスマス・セレブレーション。
寄付をした人などを学校に呼んで劇、歌、ダンスなどを披露する会です。これはどちらかというと学校がきちんと運営されていることを対外的にアピールする会です。

もう一つは子供たちにクリスマスプレゼントを渡す会。
全員が学校の玄関前のテラスに集合し、クラスごとにゲームを行って楽しみ、特別料理を食べ、子供たちがプレゼントをもらえるというものです。
これは主に子供たちのための会で、クリスマスを楽しむためのものです。

私は両方の行事に参加しました。

クリスマス・セレブレーションでは、キリストが産まれるときの話を劇にして生徒たちが演じていました。これは私の個人的な感想ですが、インド人の子供たちは正直歌はイマイチ、でもダンスはとても上手です。

クリスマスプレゼントを渡す会では、ゲームなどを楽しみました。
まだ小さい子供たちは音楽に合わせて体を動かし、音が止まったらしゃがむ、というシンプルなものでした。
それよりも年長の子供たちは、椅子を内向きの円形に並べて座り、ボールを手渡ししていって音楽が止まったときにボールを持っていた人を一人ずつ減らしていく、というのをやっていました。
最後に残った人が特に何かもらえるというわけではありませんでした。

子供たちだけかと思ったら、子供たちの後に先生やボランティアスタッフ、さらに調理の手伝いの人たちまで!含めてゲームをするということになり、椅子取りゲームに参加しました。ビンゴは飲み会でよくやりますが、椅子取りゲームなんていつやったかも思いだせないくらい昔です。たぶん中学生じゃないかな。8人で始めてラスト4人に残りましたが、3人に減るところで落ちてしまいました。残念!

子供たちは大賑わいで観戦していて、かなり盛り上がっていました。

シンプルな遊びで、シンプルに大はしゃぎ。
これもなんだかインド風でしょうか。

お祈りのときは、私も空に向かって願いました。
子供たちみんなに夢と希望を。

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2013年12月24日火曜日

初めてのバス、初めてのハードロック・カフェ

今日と明日はクリスマス。
キリスト教徒にとっては特別な日です。
インドのキリスト教徒はこの時期軒先に大きな星を飾っています。
マンゴーの葉が飾ってあればヒンズー教、星があればキリスト教。わかりやすいですね。

夫の会社も休みで、キリスト教徒の運転手には朝だけ来てもらいUB City というショッピングセンターまで運転を頼み、その後は休みにしました。

UB City へは、アーユルベーダコスメの KAMA のクリームを Good Earth に買いに行きました。
基礎化粧品の乳液をこのメーカーのクリームに切り替えて使用していて、古いのを使い切り、新しいのが必要になったのです。
化粧落としも KAMA に切り替えましたが、なかなか良い感じ。がしかし、今日行ったら化粧落としは棚にありませんでした。クリームも在庫が切れることがあるかもしれないと思い、2つまとめて購入しました。
次にいつ買えるかわからないのがインドですからね!




その後は歩いてハードロック・カフェに行きました。
実は六本木のハードロック・カフェに、場所は知っているのですが、一度も行ったことがありません。ということで、人生初のハードロック・カフェでした。

石造りの壁、高い天井の開放的な建物に、ギターなどが飾られたハードロックでアメリカンな店内。素敵な空間です。















朝6km走って、がっつり食べたい気分だったので、フィレステーキを注文しました。野菜とマッシュポテトの乗ったバランスの良い一品。

ケチャップはハインツ、マスタードもUS仕様と味もアメリカにこだわっていました。

久々に食べた牛肉はおいすぃーの一言!
ここはハンバーガーが有名で、バンガロールで一番なのだとか!


帰りは自宅まで自力で帰らないといけません。

そこでハードロック・カフェからシバジナガーのバスターミナルまで歩き、ナガシェッティ・ハリ行きのバスに乗りました。

インドで初のバス乗車です!!!










切符は紙きれのようなもの。乗車すると車掌さんがやってきて切符を購入します。お金を渡すとこういう紙の切符をくれます。16ルピーでした。


















車内は簡素な感じです。日本のように下車する際のボタンはありません。降りるときは、ドアの近くに寄って、意思表示します。

車はなぜかきっちり止まらず、動いたまま乗ってくる人や降りる人がいます。

車体の揺れは笑っちゃうくらいひどいです。













外観はこんな感じ。
エアコンのバスは赤い色で蟻の触角のようなミラーが付いています。これはエアコンなしのバス。

Hard Rock Cafe Bengaluru
40 St. Marks Road, Bangalore
080 4124 2222


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2013年12月23日月曜日

健康診断でガ~ン!

先日一時帰国の際、健康診断を受診し、その結果が送られてきました。

以前も記事に書きましたが、インドに来てからも私の体重は殆ど変っていません。
したがって、メタボではありません。

が、しかし、受け取った健康診断に明らかに注意事項が書いてありました。

それは、

「空腹時血糖が基準値を超えています」

ということでした。あら~。
要は砂糖の摂りすぎということです。
血液中の赤血球が糖と結びついてできるHbA1cの値が基準を超えたということでした。
この値が多いと糖尿病と診断されてしまいます。

原因はおそらくチョコレート。実はチョコレートが大好きでほぼ毎日食べています。
その糖分とインド料理レストランで食べ放題を食べたときのデザートが影響しているに間違いありません。

実は自分でも、ちょっとチョコレートを食べ過ぎかなと感じていたんです。
日本にいたときはアトピーがひどくならないようチョコレートを食べるのは控えていました。
ところが、インドに来て、おそらく水に含まれている塩素の量が少ないからでしょうか、アトピー症状が改善したのです。
それでチョコレート食べてもいいかな、ということにしたのでした。

そして、日本のようなお菓子は手に入らないので、手軽に買えるチョコレートを常備菓子としてストックし頻繁に食べるようになったのでした。

結果、食べ過ぎてしまうことに、、、。
トホホ。

糖尿病は正直コワイです。
様々な病気を併発しますし、インシュリンの注射を打っている人も知っていますし、、、。

でも、チョコレートにさよならを言うには悲しすぎる。
このインドで他に何をまともなお菓子として食べればいいのか。
私のお気に入りは、スーパーで買う場合、チョコレートならキャドバリー Cadbury、ビスケットはマクビティの全粒小麦のものです。
既成のお菓子ではなく、ベーカリーで焼いているお菓子を買うようにしようかしら。
トムズ・ベーカリーもそれほど遠くない場所にあるし、、、。

いずれにせよ、脱、砂糖、頑張ります。
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2013年12月22日日曜日

リクシャ料金の改定

金曜にオートリクシャの金額が改定されました。
>インディアン・エクスプレスのリクシャ料金に関する記事

新しい初乗り運賃は、1.9キロで 25Rs。その後は1キロごとに 13Rs 追加されます。

今日リクシャに乗ってみましたが、まだメーターの改定は徹底されておらず、紙の表を持って換算した料金を請求するドライバーや、特に何も言わないドライバーなど様々な対応でした。

みなさん、値上がりしたからといって不当な料金を請求されないように注意してくださいね。

新料金の一覧表が掲載されているページを見つけたので参考にしてください。
>バンガロールリクシャの料金一覧表

インフレーションの影響で様々な物の価格が上昇し、前回2012年3月から適切な期間を置いた料金改定としてオートリクシャ協会から主張されたものだそうです。20Rs から 25Rsになったということは25%も上昇したということ。リクシャ利用者には打撃ではないでしょうか。

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2013年12月20日金曜日

メイドの家の家庭訪問

ちょうど金曜の予定が空いたので、メイドに家に招待してよ、と話を持ちかけ、いいよと言われたので、家庭訪問に行ってきました。

大通りから路地を3つ入ったスーパーに近い便利に立地。
小さな排水溝を渡った先のブロックで囲まれた敷地内の日本でいうと長屋のようなところでした。
実質一部屋に4人家族で住んでいました。
入り口の扉を開けるともう室内という簡素な作り、そこにブルーのストライプのカバーが掛けられたベッドがどどーんと置かれ、テレビとDVD、壁にはたくさんのヒンズー教の神々の写真が飾ってありました。ベッドと反対側にクロスのかけられた小さなテーブルがありました。この一部屋は我が家のベッドルームよりも狭いでしょう。

驚いたのは自宅に旦那さまがいらっしゃったこと。後でメイドに理由を尋ねると、歯の治療のために一週間休んでいるとのことでした。業務の合間に1時間だけ抜けて行く日本とはやはり時間の感覚が違います。旦那さんの職業は建築現場作業員だそうです。まともに働いているのか少し不安がよぎります。

というのも、手伝っている学校で聞いた話ですが、土木作業員とメイドという組み合わせは一般的な貧しい家庭の典型で、これで父親が酒におぼれ奥さんに手を出す(DV)というケースが非常に多いのです。

アンデラ・プラデッシュの地方の村から、夫とともに出てきたという彼女。テルグ語が母国語だそうです。結婚したのはなんと15歳のとき。これもインドの地方に多い傾向です。

運転手も加わり、主に彼に通訳してもらいながら会話をして過ごしました。結婚して何年?とかそんな世間話をすると、奥から結婚式の写真を出してきて見せてくれました。写真はどっしりしたアルバムに整然と収められていて彼女の几帳面さが窺えます。また、テレビ台の両サイドにはインテリア用の小さなプラスティックの木がシンメトリーに飾られていました。花の好きな彼女。私はお土産にインドのお菓子と紐状に編まれた花を持参しましたが、彼女はかなりモダンでケーキやボトルの水、お茶を出してくれました。

ティーと言って出されたのは、ユニリーバが展開しているブルーと呼ばれるインスタントコーヒーでした。これはコーヒーだよ、と訂正しましたっけ。

また、実は3回も食中毒になっていて、生ものは基本的に食べないの、と説明してクリームのついたケーキは食べませんでした。

アルバムの中の結婚式の写真を見ると、花嫁の髪飾りがとても特徴的でした。紙で土台を形づくりその上に花をびっしりと縫いつけて髪飾りを作りピンで留めるのだそうです。許可をとりその部分の写真を撮らせてもらいました。村中の人を200人ほど呼んで行われた結婚式だそう。

彼女はとてもあけすけで、家賃は2500ルピーだと言っていました。なんでそんなことを言うのだろうと思ったのですが、それだけの家賃を払わないといけないから、お給料がたくさんほしいというところでしょうか。

ちょうどもう一軒、彼女が働いている家族が海外に異動が決まり、新しい仕事を探しているというので同じアパート内の私の友人を紹介し、1月から働くことがこの日に決まりました。






次のクライアントが私のお陰でスムーズに見つかったので感謝しているのか、とても丁寧にもてなしてくれました。
最初は水、スナックと飴、ケーキ、コーラ、コーヒー、最後はデイツと呼ばれるドライフルーツのようなものまで出てきました。どこかのレストランでデーツケーキとして食べたことがあるものです。
※追記:調べたところデーツはナツメヤシの実でした。

彼女は終始笑顔。学校から帰ってきた子供たちに挨拶をし、少し会話をしました。11歳の男の子。算数が得意だというので、19×19がいくつになるか訊いてみたけど、答えを間違えていました。ダメじゃん。

インドでは日本のように義務教育が無料ではないようです。2時間分しか授業料を払えないので、十分ではないとメイドは話していました。やはり先生の数や予算に対し子供の数が多く、十分な教育設備が整っていないのが現状のようです。

私の他にもマダムが家庭訪問に来たと彼女は話していました。
鳩の集めた釘がほしいと言ったメイドの生活レベルはやはり少し困難そうでした。その様子を確認でき、たいへん貴重な体験でした。

このような環境の中で、多くのメイドが主の物を盗んだりする中、(クレクレタコラではありますが)そういったことをまだ私にしていない彼女を応援する気持ちが少し沸きました。雇用主と労働者という関係上、私的なことは除いてドライかつクリーンな関係を保持することも大切なのでしょうが、そこまできっちり割り切れない自分もいます。

確かに主従関係があるから私が訪ねていっても色々もてなしてくれるのでしょうが、そういった打算だけでなく縁があって知り合ったこの関係を大切にしようという温かい気持ちを感じるのですがそれは私が甘いからなのでしょうか。いずれにせよ、優しさと甘い顔をして付け込まれないようにするドライさの適切な中間地点を見つけることが良い関係の秘訣なのだと感じました。

運転手は次は自分の家に招くと言ってくれました。

たくさんの駐在員がメイドや運転手と揉めている中、私は貧しくても比較的倫理観の高い人間と出会い、本当にラッキーだと思いました。

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2013年12月18日水曜日

寿司パーティ!

2013年和食はフランスの美食文化同様、無形文化遺産に登録されました。
インドでも日本料理には興味のある人が多く、美味しい日本料理店はどこ?という質問をよくされます。

英会話クラブのメンバーに和食好きな人がいて、再三日本人の方に和食の作り方を教えて!と話し、ついにみんなで寿司パーティをしよう!という話になりました。パーティでは巻き寿司とちらし寿司の両方が供されました。

パーティ出席者は8名。そのうち4名は日本人のため、巻き寿司に必要な材料は協力して持ち寄ることになりました。形式はポットラックと呼ばれる各自1品持ち寄るもので、外国人の方はお菓子を持ってくる率が高いように感じます。米の量は8名で4-5合ほどで足りていたようでした。

外国人の方4名は殆どがスペイン語圏の方で、和やかかつおしゃべりはノンストップな状態。巻きずし作りにも果敢に挑戦し、楽しんでくれていました。

具は、生魚は手に入らないので、かにかまとツナ缶を利用しました。バンガロールには冷凍のキハダマグロを置いている店が1軒ありますが、前日に用事があったのと食中毒などトラブルが怖いので利用しませんでした。

その他に、野菜(細長く切った人参、大根、きゅうり、日本から持ち込んだ牛蒡の漬物)、卵焼き、鶏肉(加熱調理済)も用意しました。

傾向が重複しない方がいいと思ったので、日本人同士では持参する料理を若干調整しました。

太巻きをきれいに巻くポイントをまとめておきたいと思います。
(事前によく調べなかった反省も含めて。)

* 具は赤と緑を入れると華やかに見える
* 味はタンパク質と野菜を入れ、5-6種類入れると良い。
(今回は全員ノンベジだったので苦労しませんでしたがベジタリアンだと大変かも)
* のりは巻きすの手前に配置。米は手前5ミリ、奥1センチ空け、厚さは5ミリ程度
* 具は中央に載せ、両端にも均一に載せる。巻くときに具をおさえる
* 切るときは引いて切る。包丁はそのつどきれいにし、切るときに水をつける

太巻きも経験していないとなかなか難しいですよね。
また、茄子の揚げびたしが美味しいと好評なのが面白く感じました。

パーティを気軽に行うコツ
* ポットラックにする
* 紙コップや紙皿を使う
* 汁物・飲み物はテーブルに出してセルフにする
* ナイフ・フォーク、たれなどはまとめて出しておく
食べ物が全体的に余ったのでやはりポットラックの場合、一人1品で十分。ホストも1、2品程度カバーすれば良いと思いました。

デザートに出した白玉ぜんざいや抹茶に対する海外の方の反応はイマイチでした。
こちらは味覚的にハードルが高いようです。

ちなみにホストは私の家ではありませんでしたが、とても素敵なお家でした!

思いのほか「作る」ということを楽しんでもらえたのがこちらも楽しくて、機会があれば自宅でも今度やってみようと思いました。ただ、ベジタリアンの人向けに具を何にするかは課題だな~。

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2013年12月17日火曜日

サファリへGO!

バンガロールの良いところ、それは気候。
そして自然がまだたくさん残っていること。
車で1時間の場所でベンガル・タイガーやホワイト・タイガーを見るサファリが楽しめます。
しかも入場料は210Rs。350円くらいで。

ということで友人に誘われてバナルガッタ・ナショナルパーク(Bannerghatta National Park)に行ってきました。
とても行動力のある彼女。最初はバスで行くと話していましたが、車の都合がついたので、最終的に一緒に車で行きました。
我ながら物好きだと思いますが、少しバスにも乗ってみたいという気持ちもあったんです。滞在が終わるまでには乗ってみたいと考えています。

食事はバナナとおにぎりを持参。途中のマクドナルドやカフェで追加の食料を買い込み、トイレ休憩を済ませ、目的地に向かいます。
運転手はショートカットを知っているので予測通り1時間程度で到着しました。
友人は2回目ですが前回は2時間近くかかり、私の運転手がよく道を知っていると驚いていました。彼は過去に何度も行っていたためショートカットを知っていたとのことでした。

到着しあまり目立たないゲートを入り砂利道を歩くとゲート、右側にチケット売り場があります。
グランド・サファリと呼ばれるメニューがバスのサファリツアーと動物園の入場料などがセットになったものになっています。

チケットを買いゲートを入ると左側にバス乗り場があります。そこでチケットを見せると、外国人は前の座席に誘導されます。運転手の他に助手が同乗し、撮影ポイントでカメラを渡すと撮影を動物の写真を撮影してくれるのですが、最後に止められて、チップを要求されます。

運転手も助手も爪を長く伸ばしていましたが、何か意味があるのでしょうか。

サファリでは広大な敷地の区切られたエリアに放し飼いになったシカ、ゾウ、クマ、ベンガル・タイガー、ホワイト・タイガー、ライオンなどを順に見ることができます。

クマが日本のと異なり、顔の毛が長く、チャウチャウ犬のようでした。(左写真)夫に写真を送ったら、犬?というコメントが返ってきて、やっぱりそう思うでしょう?

見どころはやはりベンガル・タイガーでしょう。柄がとてもきれいで堂々としていて、Life of Pie のような映画がインドで制作されるのは自然なことかもと感じました。左の写真の舌を出した様子が猫っぽくてかわいい。

サファリの後はまず腹ごしらえ、ランチをいただきました。

それから、同じ敷地内を少し歩いたところにある動物園に行きました。ここはヘビ、ワニ、鳥などが充実しています。





バンガロールから日帰りで気軽に行けるリーズナブルなサファリ。動物好きの方には特におすすめのスポットです。

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2013年12月14日土曜日

メイドのトリビア

今日、何気なくメイドが掃除しているのを見ていたら、モップ掛けのバケツから湯気が立ち上っていました。
もしかしてお湯を使っているの?と訊くと、「イエース」とのこと。
そちらの方が水よりも汚れが良く落ちるそうです。
「お湯の方が早く乾くでしょ。」
というと「そうです。マダ~ム。」

メイドとの日常会話でしたが少し参考になりました。

床の汚れが落ちにくいとき、ぜひお湯で試してみてください。

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2013年12月13日金曜日

お気に入りインド通販

インドで密かに気に入っている通販があります。
それは、www.cilory.com

最初の出会いはたぶんネットメールに出てきた広告ですが、何気なくクリックしてブラウズするとセレクションがけっこう良いではないですか!

特に、このWebサイトのグランドメニューにある Kurtis と呼ばれるデザイナーワンピースのようなものがとってもかわいい!のです。
Adaa というブランドのもの。伝統的なデザインにひねりをきかせたモダンテイスト。日本に持参して着てもおかしくないんじゃないかしら。

購入してみたいのですが、難点はサイズで一番小さくてもウエスト99cmという???な仕様で、おそらくテーラーに持ち込んで直してもらう必要があるでしょう。そして直すときにテイラーがまたトンチンカンなことをしでかしてデザインを台無しにするのではないかと不安になり踏み切れません。

他にもPOLKIと呼ばれるインド風のゴージャスなジュエリーやハンディクラフト風のもの、ランジェリーなど見ていていいなと思うものが多いのです。ただ、ジュエリーは留め金部分が外れやすいフック形式になっている可能性がありそれがネット上ではわからないので、商品に対する説明が少なすぎると思うのですが、、、。

通販も色々探してみると楽しいかも。

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2013年12月12日木曜日

海外滞在者に便利!各種プリントサービス

日本帰国時に、プリンターがインドにあって困ったこと、ありませんか?
そういうときに使えるのが、セブンイレブンのネットプリントと呼ばれるサービスです。
ネット経由でPCのデータを登録して、セブンイレブンのコピー機でプリントアウトできるというサービスです。USBなどに移したり運んだりする手間がありません。写真をスマホで撮影していたので、アプリ経由のアクセスはとても便利に感じました。

放置するとIDがなくなってしまうので時々利用することをおすすめします。

>ネットプリント サイトへ

今回、義母と行った山で紅葉の景色をバックにした写真を撮影し、それをプリントアウトして手紙を添えて送りました。不在でお世話になっている感謝の気持ちを添えて、、、。なんてね♪プリンターが自宅になくても、そういったこともできてしまう素晴らしいサービスです。

また、年賀状サービスはインドに居ながら全てネット上で設定し送ってくれるサービスがあります。
私はポスコミというサービスを利用しました。年賀状の購入、両面の印刷、投函まで行うサービスで、宛先の一括読み込みが可能です。とても便利でした。

ただ一度完了すると訂正するにはキャンセルしないといけないので、古いものがキャンセルされ新しい発注が有効になっているか確認した方が良いと思います。

>ポスコミ サイトへ

8年前のアメリカ滞在時と比較すると、世の中は格段に便利になっていると感じます。
年をとってきたのでついて行くのも大変ですが、便利なサービスを賢く利用して、インドの人力に慣れすぎることなく効率的に過ごせればいいなと思います。


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2013年12月11日水曜日

クリスマスの準備

今年の英会話クラブは今週で終了。友人たちはクリスマス休暇を楽しむため一斉に故郷に帰るシーズンを迎えます。

週一で通っているスラム・スクールでは、今週末のクリスマスイベントに向けて準備の真っ最中です。イエスの誕生の話をスキットと呼ばれる寸劇で子供たちが演じるのですが、そのための大道具・小道具の作成に駆り出され、子羊のお面を4つ、天使の王冠を1つ、扉を3つ描きあげ、切り抜き、着色し、久々に長時間集中して疲れました。

そういえば高校のときに文化祭実行委員になって放課後の学校で同じようなことをしていたっけと学生時代のことを思い出しました。あれから20年以上経つのに人間のやることってそうそう変わらないのですね。私が成長していないのかな、、、。

私が以前描いた"Happy Christmas"の題字はグリッターと呼ばれるキラキラ光る素材で着色されメイン会場の壁の中央に貼られていました。少し誇らしい気分♪
※写真撮影を忘れたので金曜に再度行ったときに撮ります!

ランチに近くのドミノピザを教えてもらい、スモール1枚をたいらげて気合いを入れ、朝の9時半くらいから3時までぶっ通しで働きました。でもボランティアだからお金にならないよ~。












前回描いたサンタクロースやクリスマスケーキはカラフルに着色されて壁や部屋に貼られたり、室内に張られたロープから吊り下げられています。

このサンタやケーキも私が描いたものを人力コピーし、着色や飾りを加えたもの。下働きの女性など手の空いている人を総動員してのコピーですが、いつのまにかサンタの袋が身体とドッキングして描かれていて、笑えました。







劇やダンスの練習は佳境です。劇で使われる音楽は響きのよいモダンな曲で、子供たちが気持ちよく演じているのがわかりました。これもキリスト教の手口かと斜に構える私がいますが、人間には心の拠り所や自分を励ますためのロジックが必要なので、本人がきちんと自覚していれば宗教を身近に感じる生活もまた良いのではないかと思っています。

金曜はクリスマスカードの作成を手伝います。
子供たちに舐められないよう頑張ろう~♪おー!

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