2013年7月26日金曜日

お別れはジャスミンの香りとともに

今日は、一緒にボランティアをしているオランダ人の女性が最後の日でした。

学校の先生は、素敵なメッセージカードとジャスミンの生花の髪飾りを用意していました。
おかげで私もジャスミンの花を髪につけてもらうことができました!

インドでは女性は白い小さな花を髪に飾るのが一般的なのですが、それがジャスミンの花だと今日まで知りませんでした。生花のとても良い芳香があたりに広がり、なんとも言えない爽やかな良い気持ちに包まれます。

私たちの写真ではありませんが、花飾りはこのような感じ。私がいただいたのはもう少し小さいひと房のもの。













彼女とは学校で知り合ったのですが、今日お孫さんの写真を見せてもらい、本人も言うとおり、2人のお子さんは養子だと初めて知りました。肌の色がまるっきり違うので一目瞭然。母国では幼稚園の先生をしている子供好きな彼女。彼女の人生のドラマがちらりと見えた瞬間でした。

アメリカにいたときに異様に受けたくす玉を、義母に作り方を教わり、自分で作って持って行きました。
日本人には当たり前に作れるものですが、海外の人には驚きなのでちょっとした贈り物におすすめです!

彼女は人の気持ちの分かる人。カラフルな玉の美しさだけでなく、私が手作りするのにかけた時間をとても喜んでくれました。

彼女は半年後にインドに戻ってくる予定だそうです。そのころには私は帰国予定です。連絡さえとっていれば、どこかでまた会えるでしょう。

そのときはきっとジャスミンの花でも飾って再会を楽しもうと思っています。


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2013年7月24日水曜日

インド豆腐お好みの食べ方

インドでも一応豆腐を売っているのですが、日本のと比べるとイマイチです。

木綿の水分をさらに取ったような固い仕上がりで、賞味期限が45日に設定されていて、たいてい古い日付しか置いていなくて、、、。
と悪いところを挙げるとキリがないのです。

バンガロール北部では、韓国料理店のアリランに豆腐を買いに行くのが定番というのも頷けます。

が、久々にインド豆腐買ってみました。

というのも、急に油揚げが食べたくなって、自分で揚げてみようかな~と思ったからです。
薄くスライスして油で揚げると、それらしくなりましたよ!

そして、玉ねぎとともに味噌汁の具に!



これはね、イケます。ちょっと水分足りないところに汁と煮るのでちょうど良い感じ。

皆さん、当たり前にやっていらっしゃるのかしらん。
まだお試しでない方はぜひ。

久々に日本食を作るテンションが上がったのでした。


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2013年7月23日火曜日

命の光と影

今日はベンソンタウンで行われている英会話クラブにオートリクシャで行きました。というのもドライバーの奥さんが臨月でもうすぐ生まれそうということで休みを取っていたからです。出産というのはタイミングを選べないので仕方がありません。私は子供が生まれたら何をお祝いにしようかと考えていました。

英会話クラブでの今日のテーマはダライ・ラマに関連した「The Art of Happiness」という本についてでした。仏教徒は私を含め日本人数人だけなのに、西洋人やインド人のクラスメートが仏教に関心があることがとても驚きでした。他の宗教のように排他的でなく争いを好まないことが好まれる理由だそうです。

その内容の中に、家族など愛する大切な人を失ったときのために心の準備をしておいた方がいいという話が出ました。私たちは忙しい日常の中では、改めて死について考える場面というのは少ないですが、残された人は悲しみに暮れるだけでなくその人の人生を生きなければならないし、亡くなった人はこの世よりもより良いところへ行くのだから。

言葉ではわかっていても本人になればそれは簡単なことではないと思います。クラスメートは、自分より早く亡くなってしまった子供のことが忘れられず自殺を繰り返した友人の話をしていました。

クラスにいる全員が親や兄弟と遠く離れて生活しており、親を心配している人も多くいました。
私は、もし今親が亡くなったら親孝行を十分にしていない、と伝えたかったのですが、親孝行を辞書で引いても訳語は出てきません。日本独自なのかしら?と思って調べると、「英語・英会話の情報ランド」さんのサイトによると儒教に影響された東洋的な概念だそうです。
親孝行の英語表現についての解説ページ

日本で私の知り合いの出産経験を考えると、早産ならともかくきちんと定期健診を受け臨月まで順調に育って、出産の段になって死産になるということは本当に稀なことなので、まさか身近な人に起こるとは想像していなかったのです。今日、死産だったとの報告を受けました。運転手の奥さんは一度子供を流産したことのある体の弱い方で、奥さんの容体も安定していない状況です。

もし日本のように医療体制の整っている先進国であれば、帝王切開などの対応ができ助かったかもしれません。10か月お腹の中で大切に育てた命が亡くなってしまったと思うと、彼らの悲しみを思うと、私も涙が止まりません。
今はただ、奥さんの容体が早く安定することを祈るばかりです。

これからどんな風に関わっていけばいいのか、少しでも悲しみを和らげたり力になれることがあるのか、人間力の試されるインド生活です。

追記:
出産時の統計は見つからなかったのですが、乳児死亡率の統計がwikiに載っていました
日本と比較するとインドは3倍から6倍の間。これが発展途上国の現実なのです。


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2013年7月17日水曜日

そうきましたか!

2日前から来てもらっているお手伝いさん、とても掃除の上手い人でおおむね満足していました。
今日は窓掃除をしてもらい、ほこりだらけの網戸を雑巾で丁寧に拭いたり、サッシの桟をハブラシできれいにしてもらいました。

あったら良い洗剤を紙に書いてくれたので、それはそれで揃えました。日本でいうクレンザーのようなものを私は元々使っておらず、必要かしら?と思ったのですが、特に言われなかったのでそのままにしていました。

私がクレンザーを買わなかった理由は、クレンザーと思われる白い粉は、インドでは袋に入って売られており、扱いにくいと感じたからです。

洗剤は大丈夫?他に必要なものはない?と質問すると、トイレ用洗剤と緑のザラザラした石鹸の2つがあればフルクリーン!と言われたので、すっかり大丈夫なのだと思っていました。

本日、シンクを洗いますか?、と訊かれたので、お願いします、と答えたら、なんと、彼女、トイレ用洗剤をシンクに撒いて洗い始めました。

おおおおっつ!!!!

確かにきれいになりましたけど、金属に使って大丈夫だったのでしょうか?撒いた痕がくっきりと残っており、ちょっと強力すぎのように感じました。洗剤は、あまり夜に開けたくないメイドのトイレに置いてあるので、明日ラベルを確認してみます。

スーパーのレジでは、洗剤も食べ物も一緒に袋に入れられてしまうインド。洗剤も、トイレ用とシンク用がカオスになってもおかしくないのです、、、、。

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2013年7月15日月曜日

メイドさんがやってきた

実はこれまでメイドさんを雇ってこなかった私。
今回、同じアパートの友人の紹介でやっと!メイドさんを雇うことになりそうです。

まずはトライアル!ということで一週間働いてもらい、お互いに続けられそうであれば本採用というかたちになります。
今日初めて来てもらったのですが、想像していたよりもとーっても仕事が早いので驚いてしまいました。2時間でバスルーム3つの掃除と3LDKのダスティング(はたきがけ、掃き掃除、拭き掃除)とモップがけをLDKのモップがけ以外全部終えましたよ。たぶん私がやるよりも早いかも。汗。

見た目地味な感じで「先生」の頃の森昌子みたいな髪型をしている彼女。二人の子供のママですが、とても若く見えます。
英語は少ししかわからず、世間話は殆どできません。
私が子供何人いるの?と話しかけたら、掃除の話かと思われました。
いったい、どんな風に聞こえているのでしょう?

しかし、初日の今日は、10分早く来ました!すごい!
インド人には珍しい時間の正確さですね。
まぁでも、面接のときに、遅刻したらお給料からお金を引きます、と話したのですが。
鬼?でも、日本の会社でもそうでしょう?

お友達からいただいたリファレンスレター(紹介状)を見ても、とても評判の良い彼女。
おそらく採用することになりそうです。
彼女のために、これから契約書と一週間の予定表を作ります。
契約書が嫌な作業なので、夫に言われたもののやりかけにしたままずーっとサボっていたのですが、本採用までにはきちんとせねば。(本当はトライアルの前なのでしょうけど)

メイドさんを雇うと確かに楽になる部分もありますが、雇う方もまたそれなりに骨が折れます。
物を盗まれないように監視の目を光らせたり、仕事内容を調節したり、色々な状況や場面を予め想定してお金などをどうするか話しておかないといけません。

お金の話はしにくいのですけど、本来休みの日に何か頼んだらどうなるか、残業したらどうなるか、早く来て多く働いたらどうなるか、時間を変更することがあるのか、雇い主の都合で休みになる場合はどうするか、などなどを話し合い、お互いに合意しておかないと不満の種になるようです。

そして、ここで働いて良かったと思ってもらえたら良いなぁと思っています。

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2013年7月13日土曜日

学校行事に参加!

私には子供がいないので、学校行事というものに参加することはないのですが、本日、ボランティアしている学校の設立5周年記念行事に参加してまいりました。

誰かが、みんなでサリーを着ようよ、と言い出したので、しばらく着ていなかったサリーを引っ張り出し、テキトーに着ていき、現地でプロ?というかインド人の方に直していただきました。安全ピンを使って、プリーツをぴっちり止めるのがきれいに着るコツですね!

私のサリー姿はお友達に撮ってもらったので、写真が来たら、顔を隠してアップしちゃおうかな~♪
その後、UB City へ行ったのだけど、カフェノワールの別の席の人から、あなたのサリー姿素敵よ、と褒められた自信スタイル、というか、その方はおそらく民族衣装へのリスペクトに対する嬉しい気持ちを表現しただけだと思いますが、、、。

学校行事では、子供たちが歌を歌ったり、歌とともにダンスを披露したりする場面もあり、「もし、自分の子供が歌とかダンスを上手にできたら、とても嬉しいだろうなぁ」と、気分はすっかりお母さんのキモチになって見ていました。担当しているクラスの子供たちが出ると、手を振ったりして♪

これが私のクラスの子たち~♪かわいいでしょ!


アメリカから来た韓国人の学生も言っていたけど、インド人の子供は睫毛が長くくるんとして、目のぱっちりしている子が多く、とーってもかわいいんです。










キリスト教の学校なので、お祈り、牧師の言葉、宗教の歌を歌い、こうやって子供たちを洗脳?していくのね、、、と思いました。キリスト教の多い欧米人は、個人主義で独立心旺盛という印象ですが、そういう気質を支えるのは神が自分とともにいるという思想なのかなぁ?とちょっと思ったりもしました。

また、各自、お祈りをみんなの前で言ってください、という時間が設けられていて、仏教だと参列者が全員の前で何か言うということはほぼありえないことですが、キリスト教では人前で話すことがより自然なことだと感じました。

イベントを一通り終えた感想は、インド人は本当にダンスが上手い!です。
上の学年の子たちがダンスを披露したのですが、とーってもキュートだったの。

イベントの後は、スナックを食べて解散でした。この学校で行っている貧困層の子供たちへの教育支援がこれからも続いてさらに大きな支援を得られますように、と私も祈りました。

その後ランチを食べ、UB City のカフェノワールでお茶しました。
夕方近くに突然雨が降り出し、、、と思ったら、店内でギターの生演奏が始まり、なんだか素敵でした。あ、彼の衣装はイマイチかもしれませんが。
雨と音楽って、私にとっては、良いコンビネーション。
ほら、「雨音はショパンの調べ」とかあったでしょ、なんて言ったら年代がバレますね、、、。



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2013年7月12日金曜日

英語の発音向上にはこれかも!

週に一度、Niriksha というクリスチャン私立学校で幼稚園児のクラスを手伝っている、という話を書きました。

今日は、ここで英語の時間にアルファベットのテストのようなことをしました。アルファベットごとに大文字・小文字とそのアルファベットを使った絵と言葉が書かれた小冊子を持ち、子供を一人ずつ側に呼んで実施します。

文字を指し、そのアルファベットが何かとサウンドが何か、絵が何かを言ってもらい、AからZまで続けます。

例) A a Apple "Apple の絵"が書かれたページを見て、
「エイ、ア、アップル」と言えれば正解となります。

子供がすべてきちんと発音できたらスターと言って、米印のような絵を手に書いてあげます。その子は後でご褒美のチョコレートをもらえます。

実はこれが自分の発音向上に役立ちました!
何人か子供の発音を聞いているうちに、良い発音がわかり自分でも同じように発音できるようになってきたのです!子供の場合は発音自体はとても良く、アルファベットが何か、動物など描かれている絵が何かわからない場合が多いですから。

子供に教えながら自分も学べる、なんだかとても嬉しいボランティアです。

もし小さいお子さんがいらっしゃるなら、アルファベットの本をお子さんと一緒に勉強すると、とても良いと思います。子供の発音を聞きながら、ゆっくりはっきり話すことで自分の耳と口を鍛えることができます。

↓明日は学校5周年の記念イベントがあり、サリーを着て出席します!
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2013年7月11日木曜日

ドライバーとの会話

我が家のドライバー、Rは敬虔なクリスチャンです。毎週日曜には教会へ行き、時間の空いたときは聖書などを読んでいる真面目な彼。年齢は30歳くらい。奥さんと子供が一人。もうすぐ二人目の赤ちゃんが生まれる予定です。もちろん、時間は常に守り、遅れる場合は事前に電話を入れてくれます。半年以上過ぎて、遅れたのは2回くらいです。

相手に時間を守ってもらうためには、当然こちらもきっちり行動せねばならず、それはそれで疲れたりもします。約束した時間は(遅れても5分以内)必ず守っています。一日の行動予定は朝のうちにざっくり教えておいて、彼のランチなどの行動計画も立てやすいようにしてあげます。会社の朝のミーティングみたいですね、、、。

そういえば、以前、インド人のお宅に夕食に呼ばれた際、そこの家では我が家の運転手に食事を出してくださいました。そういった心遣いは運転手を雇うのが当たり前になっているインドならではでしょう。

Rは真面目なのはいいんですけど、真面目すぎるのが玉にきずということもあります。運転中の会話で、宗教の話を延々とされることがあるのです。ある日の話はこんな感じ、、、。

その日の朝、彼が外でチャイを飲んでいると、ある女性がやってきて、彼にクリスチャンなのかと尋ね、彼女が悩んでいることを打ち明けたことがあったそうです。彼は、その女性の悩みを聞いてあげて、聖書はヒンズー語で書かれたものがあるから、それを読むように薦めました。その女性はとても喜んで、彼もいいことをしたと思いました。

「マダム、今日はとても良い日です。」長い睫毛に縁取られた丸いキラキラした目で話す彼。
インド人って、隣り合わせた人と気さくに話す文化なんだなぁ、私の子供のころの日本みたいだなぁ、と思いながら聞く私。

「聖書には何一つ悪いことは書いていない。」
と堂々と言う彼に、布教のための本に都合の悪いことなど書くわけないじゃないか!と思いつつも、「善悪の判断をするために役に立つよね、、、。」などとお茶を濁したような返事をしました。
時々ならいいんですけど、私は無神論者なので、あまり頻繁にされると少し辟易してしまいます。

そのためには、こちらも頑張って話題を振らなければ!

ということで、私は口下手なタイプですが、なるべく他の話題もするようにしています。
例えば、英会話クラブで今日はどのようなテーマで話をしたかなど。確か前回は、洋服の話題でした。30代後半で妊娠した女性が、マタニティウェアを買おうとすると20代のようなデザインしかないという体験をし、装いがどのように態度や行動に影響を及ぼすか、ということをテーマにしていました。

後は、家に必要な物がどこで手に入るか、という話をよくします。これは一般的ですよね。

また、目的地へ最短で行くにはどのルートが適切か。GPSを使って、ルートを提案したりすることがあります。一般的に、運転手は入り組んだルートや狭い道は通りたくないのが普通ですが、時間帯によってはそちらを通った方が信号がなくて早いこともあります。

一つの目的地に行くのでも色々ルートを知っていると、渋滞回避も上手にできるようになり、彼にとってもメリットのあることです。

そのほか私たちが普段話すのはこんな内容でしょうか。まぁ一般的な世間話と呼ばれるものですね。

・天候、家族、健康
・文化的な話:民族衣装やしきたり、習慣など、インドと日本の違い、他の国とインドの違いなど、
・語学:英語、カンナダ語などの表現
・インド体験談:リクシャの乗車・値段交渉体験、好きなインド料理、観光の感想
・スポーツ:ヨガ、ジョギング、ランニングイベント、若い時のクラブ活動、好きなスポーツなど
・物価:品物の値段、適正価格、為替相場、ガソリンの値段などについて
・食べ物:食品の名前・調理方法、果物の旬やシーズン、レストランの評判
・旅行・観光:バンガロール/インドの観光名所、海外旅行の土産話、世界の名所など
・時事ネタ:選挙、ニュース、お祭り、イベント、学校教育

今日は、8月15日をどのように祝うかという話が出ました。これは歴史ネタかな?
8月15日はインドでは独立記念日です。日本では終戦記念日で、亡くなった人々のために黙とうすると言いました。第二次世界大戦の勝利国であるアメリカでは盛大なパレードが行われます。

私はニューヨーク在住のとき、初めてそのパレードを見て、とてもショックを受けたものでした。終戦記念日をこんなに明るく楽しく祝っているなんて!
これは彼には言いませんでしたが、自分の国が敗戦国であるということを嫌というほど見せつけられ、とても悔しい思いをしたのを覚えています。

そして、本当は彼にこんなことを説明する必要はないのですが、日本には欧米列強に不平等な扱いを受け、戦うべき理由があったこと。アジアで欧米に戦いを挑んだのは日本だけだったこと。インドを含め他の植民地となっていたアジアの国々は、それに励まされてその後独立したことなどを話しました。(独立記念日が8月15日になっているのは、そのことに対する敬意も含まれているのではないでしょうか?)

ついでに、日本は世界唯一の原爆被爆国であることなども話しました。原爆の中心部は高温で人間も融けて影しか残らないと話したら、興味を持っていました。

いつもこんな真面目な話をしている訳ではなく、彼のおやじギャグを聞くような場面もあります。

実は我が家では、メイドを雇おうとしており、先日一人紹介されたのですが、彼女は英語を話せずこちらが伝えたはずの面接の日時に来ていただけなかったのでした。果たしてちゃんと来てもらえるか心配しているとき、私は野菜を洗うのを手伝ってほしいのよ、という話をしたところ、、、

If you ask her to wash vegetable, she may wash a table.

と言ってハハハと笑っていました。
どうやら、最後の"table"が同じなので勘違いするかもしれない、ということらしいです。

ぶぶぶ~。くだらな~い。
マダムの威厳を保つため?全開では笑えませんが、ウフウフ笑っておきました。

比較的良好に話をしていますが、一度だけ嫌な思いをして注意をしたことがあります。
それは、買い物の間車内に置いた雑誌を彼が勝手に見たときです。戻ってくると、「マダムその雑誌に自分のホームタウンが載っている」と言われました。なんですと???

このときは、帰りがけに、雑誌を見たい時は事前に断ってください、と伝えました。
彼は結構な勢いで謝っており、その後そういったことはなくなりました。私も見られたくないものは置き去りにしないことに決めました。

私はアパートに住んでいますが、同じアパートのドライバーたちは顔見知りでネットワークを持っています。メイド同士もしかりです。また、ドライバー同士もネットワークがあります。彼らは業界でのタブー(例えば所属会社を裏切る行為など)を犯せば仕事を続けられないし、悪い評判はたちまち広まってしまいます。

良いドライバーは、たいてい以前世話した客と連絡を取っており、インド再訪のときに繰り返し仕事を受けたりしています。Rもそのようにして何人かの固定客を持っています。

そういったたくさんの客の中でも私たちとは特に揉めることが少ないとRは驚いていました。彼とは夫との直接契約で夫が契約書を作成しておりグレーになりそうな事項は予めクリアーにしていることが大きいと思います。

加えて、私たちは夜の外出を基本的にしないため、深夜労働は滅多に発生せず、日本人なら当たり前ですが約束した時間に正確であることも大きいでしょう。日本ならともかく海外では家族との時間はより重要視されます。夕食は家族一緒に取る家が多く、小さな子供と妊婦を抱え、家事を手伝うこともある彼にとって早く帰宅できるのは大きいようです。

個人的にはディナーに連れて行ってもらえないのは不満ですが、、、。

私たちが滞在を延期するなら、仕事を続けたいと言ってくれたR。
一日の予定を効率的に消化できるよう、訪問先や買い物できる場所などをしっかりアレンジしてルートを組むとともに、マダムの威厳を保ちつつ、車内で楽しめる話題を提供したいと思う今日この頃です。会話をするのは、良好な関係はもちろんですが、英語の先生に勧められて、英会話の練習としてがメインの目的です。

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2013年7月7日日曜日

インドの秘宝館?

 昨日、かつて旅行会社で働いていたドライバーのすすめで、コーテンリンゲシュワラム(正しいスペルわからず)という場所へ行ったのですが、驚いたことに、熱海の秘宝館にあるような置物が1lakh(ラック:インドで10万を意味する言葉)以上あるという場所でした。

シヴァリンガというのをご存知でしょうか?シヴァのご神体としてシヴァの寺院に安置されているシヴァリンガ。男性器と女性器を模ったもので、「シヴァ神が女性と性交をして現れたのがこの世界で、それがわれわれが住んでいる世界という意味」なのだそうです。
引用:ウィキペディアの「シヴァ」説明ページより

寺院には靴を脱いで入り、ルートがなんとなく決められていて、所々でお祈りお賽銭が必要になっています。ご神体は黒い石で作られ、白い線が引かれています。広々とした敷地内にどど~ん!と置かれた巨大シヴァリンガのご神体。
その膝もとに無数に並ぶご神体、それは日本でいえば観音像が並ぶ三十三間堂のようです。

敷地内には巨大な牛の像も!!!そして、出口付近に土産物だか宗教グッズだかの出店があり、怪しい歌がかかっていました。こんなの。ぜひ聴いて雰囲気を味わってください。






ここに来れば、あなたも生命の神秘にふれ、パワー溢れること間違いなし?


そしてこの日は、ドライバーの実家が近いこともあり、彼の実家を訪れ今は教会になっている部屋を見て親戚の方々に挨拶したり、お母さんに挨拶したり、今は寂れてしまったけれど、数十年前は金の発掘が行われていた地域を見たりしました。

日本の夕張炭鉱などかつては多くの労働者を抱えた場所が資源の枯渇により衰退したように、金の埋蔵量が減り行き場のない労働力を抱える地域。その人たちの多くが仕事を求めてバンガロールに来ているとドライバーが話していました。

敬虔なクリスチャンで仕事もきっちりしている彼。今後とも良い関係を続けるとともに、貧しい地域で育った彼の子供が少しでも将来良い仕事に就ければと願うばかりです。ドライバーとの話は色々あるのでまた別に書こうと思っています。

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2013年7月6日土曜日

インドでエジプト?


今、日帰り旅行でコーテリンゲシュワラムと呼ばれる場所に向かう途中です。オールドマドラスロード(ルート4)をチェンナイ方面に向かい、1時間半くらいの場所で
す。

その途中、コンフィデント・アムーンと呼ばれるリゾートに寄りました。ここはエジプトをモチーフにしたインドのリゾートです。

昼食が食べられればよかったのですが、1時からと遅いため、見学のみでした。

エントランスでは上の写真のように大きな像がお出迎えしてくれます。施設内は所々に銅像などがあり、ヒエログリフの書かれた壁や、洞穴風のレストランなど、暫し楽しめます。

施設は、スイミング・プール、ジム、スパ、ミニゴルフとクリケットグラウンドがあり、企業の合宿などで使われることが多いのだそう。

アミューズメントとしては中途半端ですが、道中の休憩には最適でした!トイレはとてもきれいでした。ルート4をご利用の際は、ぜひ立ち寄ってみてください。


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