2013年10月19日土曜日

仏教遺跡エローラと、アウランガーバード観光



世界遺産の仏教遺跡、マハーラーシュトラ州にあるエローラとアジャンタを巡る旅に先週末行ってきました。

ハブになるアウランガーバードに宿泊する3泊4日の旅。バンガロール、ムンバイ、アウランガーバードと飛行機を乗り継ぐのですが、乗り継ぎが悪く朝6時に出て夕方に到着。ということで初日はホテルでのんびりして過ごしました。

翌日はホテル内の旅行会社に頼みチャーターした車でエローラに向かいました。
この日の日程は、以下の3か所。

  1. 仏教遺跡エローラ 
  2. アウランガーバードの砦跡ダウラターバード 
  3. タージ・マハルをモデルに作ったビビ・カ・マクバラー

バンガロールと比較すると道路状態は悪いです。時々車が路面の穴にはまり、おおっと声をげることもありました。樹齢数百年なのではないかという菩提樹の木が道端に時々見えます。街灯も少なく、夜に衝突しないよう白く、また政府の所有物だということでその下をオレンジに塗られていました。
コットンやとうもろこし、さとうきびなどの畑が広がる長閑な風景。所々に町があり、祭りの準備に勤しむ人の姿が見えます。

エローラ遺跡は敷地が大きく点在していて、各寺院に行くのに階段を上ったり坂道を歩いたりする必要があります。寺院内の階段には手すりがついてなくて怖い思いもしました。でも、インドではこれが普通です。

756年工事着工1世紀以上をかけて作られた石窟寺院は合計34。
仏教、ヒンズー教、ジャイナ教の3つに分かれています。






こんな感じに岩山が削られています。



すべてを見て回るには時間がかかるため私たちは17から21を飛ばしました。

上記3つのカテゴリーではやはり仏教のものが親しみやすく好感が持てます。薄暗い洞窟の中はカビ臭さもあり、シンと静けさもあり、仏像の物静かな表情を見ていると癒される気がしました。

左は第2窟。柱は途中ですが壁面の像はちゃんと彫られています。

左は第10窟のストゥーパを祀るために造られたチャイティヤ窟と呼ばれるもの。インドのチャイティヤ建築の最高峰とされているそうです。








これが少し寄った表情。う~ん、素敵です。




















この後、敷地近くにあるレストランで食事をしました。
最近インド料理を上手く注文できるようになってきました。

これは野菜、チキン、ガーリック・ナーンなど、二人でこれで十分でした。

ここは外国人観光客慣れしているレストランで No Spicy を選んだら全く辛くない料理が出てきて、物足りませんでした。
ノー・スパイシーではなくレス・スパイシーと注文した方がいいと思います。











次はヒンズー教寺院。16番のカイラーサナータ寺院が目玉です。

塔の背景の岩を削って造っているのがわかるでしょうか?建造物が大きく、彫刻もたくさんあり、見ていて飽きません。これはスタンバと呼ばれる石柱。高さは17mだそうです。















こちらがジャイナ教の第32窟の一部。柵やガードなどは一切ないのでこんな風に写真撮影しています。



















隣の第33窟からは滝がきれいに見えて撮影スポットです。
これは、地球の歩き方にも載っていない情報♪



















次の目的地ダウラターバードはエローラから帰る途中にある砦跡です。砦の頂上までは徒歩で30分以上かかります。



















写真のような場所や城内の階段をひたすら登って頂上を目指します。



















とても疲れましたが頂上からの眺めは最高!でした。




















これがインド風の観賞術。ビュービュー風が吹いて窓枠の外は少し梁が出ているだけで落ちたらどうするの~?という感じ。


















次のビー・ビー・カ・マクバラー。
1678年にアウラングゼーブ帝の息子が母を偲んで建てた廟だそうです。タージ・マハルをモデルにした設計。デカンのタージと呼ばれているらしい。











一日汗だくになった観光日でした。応援よろしくです~。
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