今日の英語のクラスでは、過去に自分を変えた出来事について10分間話をしました。
私は9年前のアメリカNY州ウエストチェスターでの海外赴任経験について話しました。
この宿題に取り組んでわかったことですが、前回アメリカに行った経験が今の自分にとても役立っているんだと思って胸が熱くなりました。
前回のアメリカ、わずか1年の滞在が私に与えた影響はおもに以下の3点でした。
私は日本で運転免許を持っていなかったのですが、アメリカで取得しました。ポイントを集めるのに夫がポイントを獲得できたクレジットカードで私はポイントを得られず申請オフィスで泣いたことや、いきなりの路上教習に叫び声をあげたことが(アメリカは日本と違い教習所内の運転がない)、懐かしく思い出されます。
私は夫の帯同のため、免許を取得するためのポイントを集めるのに苦労しました。ワーク・パーミットを取得してからSSNを取得してポイントを集め、ペーパーテストと23時間の教習を経てドライビングテストを受け一発合格しました。
9年前アメリカで免許を取ろうと決めたことは正しい決断でした。車を運転できる方が行動範囲が広がるからです。運転に対するハードルを高く感じて止めていたら、一生自動車を運転することはなかったかもしれません。でも、自動車なんて所詮ツール、携帯電話と一緒です。慣れればこなせるものでしょう。アメリカ人やインド人だって運転しているのですから。免許を取得した後、徐々にそういう風に気軽に考えられるようになってきたのも私にとっては大きな進歩でした。
人に対し寛容になったのはやはり文化の違いを目の当たりにしたからでした。
例えば待ち合わせの時間に対する対処ですが、日本では5分前行動が奨励されていて早めに行くのが原則です。
ところが、南アメリカなどの国では少し遅れるのが普通。フランスなどでもパーティの場合は時間より遅れて行きます。それがマナー。
別にことさら時間にルーズなわけではなく、そういう習慣なのです。
インドでも日本とは違う時間が流れています。彼らにとって時間は悠久なもの。あくせくはしません。
立派な仕事人として会社の評価を得るより、自分のやる気のあるタイミングで仕事に取り組む自由を優先する、それもまた一つの価値観です。
インドでワーカークラスの人達と対峙すると、時間を自分の都合で振り回すことで、限られた権限の中でも自分の存在感を主張したいのかな、と感じることがあります。そして、そういう方法を選択してしまうのは、カーストの悪影響で希望の持てない人生を生きている現状なのかと思うのです。
だから、時間通りに来ない人にも、来るようにするにはどうすればいいか考えますが、彼らのあり方を否定はしません。人間としての尊厳を保つには、どんなクラスの人にも自分のプライドを守る方法が必要だと私は思います。
ただ人を傷つけるのは良くないことです。日本で起きた、給与待遇への不満に対し毒物を製品に混入する事件などは許されないことだと思っています。
アメリカに行って、他の国の人が時間通りに来ないのを体験して、寛容になったと言ったら、クラスメイトに、open-mind だと言われました。これを聞くまでオープン・マインドというのは、開放的な意味だけだと思っていました。ちょっと自分の思っているニュアンスと違うなと思い調べてみると、、、
alc で見ると、心が広い、頭が柔らかい、偏見のない、柔軟なという意味もあるのですね。
そんなことを言われたのは初めてだったので、へ~と思いました。
今度友達との会話で使ってみよう、、、。
三番目の英語を勉強したこと、このことが私のインド生活を飛躍的に楽にしました。
特にインドに来る直前の半年間に背伸びして厳しいビジネスクラスを受講し、ディスカッションしたり人前で話す経験をしておいて良かった。今でも人前で話すのは苦手ですが、1年過ぎてだいぶ楽になってきました。
インドに帯同されている方はおそらくある程度英語のわかる方だと思いますが、文法・発音・流暢さより中身が大事。違う人種の方々と意見を交換して、情報交換したり共感したり違いを感じたりすることが、きっとインド生活を豊かにします。
今は大変だけど、後から思い返して、きっとこの体験が自分を変えた出来事になるはず。
みなさんのインドライフを応援しています!
応援よろしくです。
私は9年前のアメリカNY州ウエストチェスターでの海外赴任経験について話しました。
この宿題に取り組んでわかったことですが、前回アメリカに行った経験が今の自分にとても役立っているんだと思って胸が熱くなりました。
前回のアメリカ、わずか1年の滞在が私に与えた影響はおもに以下の3点でした。
- 行動力がついたこと
- 人に対し寛容になったこと
- 英語を真剣に勉強しようと思ったこと
私は日本で運転免許を持っていなかったのですが、アメリカで取得しました。ポイントを集めるのに夫がポイントを獲得できたクレジットカードで私はポイントを得られず申請オフィスで泣いたことや、いきなりの路上教習に叫び声をあげたことが(アメリカは日本と違い教習所内の運転がない)、懐かしく思い出されます。
私は夫の帯同のため、免許を取得するためのポイントを集めるのに苦労しました。ワーク・パーミットを取得してからSSNを取得してポイントを集め、ペーパーテストと23時間の教習を経てドライビングテストを受け一発合格しました。
9年前アメリカで免許を取ろうと決めたことは正しい決断でした。車を運転できる方が行動範囲が広がるからです。運転に対するハードルを高く感じて止めていたら、一生自動車を運転することはなかったかもしれません。でも、自動車なんて所詮ツール、携帯電話と一緒です。慣れればこなせるものでしょう。アメリカ人やインド人だって運転しているのですから。免許を取得した後、徐々にそういう風に気軽に考えられるようになってきたのも私にとっては大きな進歩でした。
人に対し寛容になったのはやはり文化の違いを目の当たりにしたからでした。
例えば待ち合わせの時間に対する対処ですが、日本では5分前行動が奨励されていて早めに行くのが原則です。
ところが、南アメリカなどの国では少し遅れるのが普通。フランスなどでもパーティの場合は時間より遅れて行きます。それがマナー。
別にことさら時間にルーズなわけではなく、そういう習慣なのです。
インドでも日本とは違う時間が流れています。彼らにとって時間は悠久なもの。あくせくはしません。
立派な仕事人として会社の評価を得るより、自分のやる気のあるタイミングで仕事に取り組む自由を優先する、それもまた一つの価値観です。
インドでワーカークラスの人達と対峙すると、時間を自分の都合で振り回すことで、限られた権限の中でも自分の存在感を主張したいのかな、と感じることがあります。そして、そういう方法を選択してしまうのは、カーストの悪影響で希望の持てない人生を生きている現状なのかと思うのです。
だから、時間通りに来ない人にも、来るようにするにはどうすればいいか考えますが、彼らのあり方を否定はしません。人間としての尊厳を保つには、どんなクラスの人にも自分のプライドを守る方法が必要だと私は思います。
ただ人を傷つけるのは良くないことです。日本で起きた、給与待遇への不満に対し毒物を製品に混入する事件などは許されないことだと思っています。
アメリカに行って、他の国の人が時間通りに来ないのを体験して、寛容になったと言ったら、クラスメイトに、open-mind だと言われました。これを聞くまでオープン・マインドというのは、開放的な意味だけだと思っていました。ちょっと自分の思っているニュアンスと違うなと思い調べてみると、、、
alc で見ると、心が広い、頭が柔らかい、偏見のない、柔軟なという意味もあるのですね。
そんなことを言われたのは初めてだったので、へ~と思いました。
今度友達との会話で使ってみよう、、、。
三番目の英語を勉強したこと、このことが私のインド生活を飛躍的に楽にしました。
特にインドに来る直前の半年間に背伸びして厳しいビジネスクラスを受講し、ディスカッションしたり人前で話す経験をしておいて良かった。今でも人前で話すのは苦手ですが、1年過ぎてだいぶ楽になってきました。
インドに帯同されている方はおそらくある程度英語のわかる方だと思いますが、文法・発音・流暢さより中身が大事。違う人種の方々と意見を交換して、情報交換したり共感したり違いを感じたりすることが、きっとインド生活を豊かにします。
今は大変だけど、後から思い返して、きっとこの体験が自分を変えた出来事になるはず。
みなさんのインドライフを応援しています!
応援よろしくです。
人間どんなことでも、学ぶことはできるよね。そんな機会を大切にしてね
返信削除うん。そのときは大変でも、後から振り返ると良い経験だった!と言えるような体験を積み重ねていけたらいいなと思います。
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