彼とは、人づてに英語も教える(子供向け)塾を紹介してもらい、大学生・社会人向けの英語プログラムで、流暢に話せることを目指すクラスの担当者として知り合い、6月からプライベートレッスンで教えてもらいました。
大学院を出ていくつか一流企業を転々とした後に、塾講師をしている少し変わった経歴の持ち主。お金より教育に情熱を持っており、何人かの子供には無料で教えていると語っていました。年齢は30代後半です。
バンガロールのインド人は西洋人と比較すると小柄な(身長の低い)人が多いですが、彼も小柄でベジタリアン、細い印象です。声も小さくて、よく聞こえないと言われてしまうと言っていました。
インドは、恋愛結婚も増えてきたもののアレンジド・マリッジといって親同士が結婚相手を決めることが多く、彼も一度アレンジされて結婚したのですが、3か月で離婚に至り、そのことが少しトラウマになっているようでした。
授業はテキストに沿って進み、MBA を終えた Rishi を主人公に、自己紹介、就職活動、インタビュー、オフィス、アパートを探す、銀行口座を開設、日曜の過ごし方、などで構成されています。
時間は1回2時間。生徒が話すことに重点を置いているので、日常の出来事、読んだニュース、見たテレビ番組などについても話します。
ある日、たまたま私が前日に見た番組が、Excused というデート番組で、それについて話をしたときのことでした。これは、元々アメリカの番組で、キスしたり、セクシーなダンスを披露したりするシーンがあります。
そのときに、先生が、"How do you learn about sex?" と質問してきました。私たち、他に生徒もなくシンとした教室で二人きりなのですよ。一瞬、は?と思ったのですが、中学の保健体育で男女の体の違いについて学ぶときに学ぶよ、と答えました。
彼が、学校でどう学ぶの?言ってくれればそれほど嫌な気分にならなかったでしょう。
あんこ さんのブログで見つけたのですが、インドでは性教育はしっかりされていないようです。
また、インドの男性は性の捌け口がなく、外国人の足見せファッション(時々私もやりますが)は、フリーポルノだと思われているかと思うと嫌ですね。
そして、最後から2番目のクラスでは、CNNを見るといいよ、という話しでしたので、CNNのキャスターであるアンダーソン・クーパーが好きで、ポッドキャストを見ていました、という話をしました。そしてお約束の、彼はゲイだけどね!でも、アメリカで最も影響力のあるゲイの一人よ、と言ったところ、以下の質問をされました。
"How do you think about gay sex?"
は~???
ここで、sex を性別と解釈し、"They can be both!" とか大人の返しをすればいいのかもしれませんが、不愉快に思った私は、"It's NOT appropriate question in English class." そして、今月で終わりにしてください、と伝えました。
私が受講を継続しなかった理由は二つあり、私のプライベートレッスンにもかかわらず彼の都合で、頻繁に曜日時間を変えられたこと。既婚の弟さんがデング熱にかかったそうです。前半計4回のうち3回曜日・時間変更、2回不実施でした。
二つ目の理由はもちろん性に絡んだ質問や話をされること。上記質問や、僕はコンパニオンで満足しているとか、そういう話は男性の友達としてください。
結論として、プライベートレッスンの英語の先生は女性の方がいいかな。
そういえば、スカイプ英語レッスンのフィリピン人先生も男性はへらへら笑っていて気持ち悪い人がいました。
でも、彼と話をしたことで、インド人の仕事より家族を優先する考え方や、会社に対する忠誠心の低さ(高い給料を得るために次々と転職していくと話していました)、インドの抱える性教育の問題点などに気付けたとポジティブに考えるようにしましょう!
最後に、この一カ月で上達したかどうか評価してくれとお願いしたのですが、逆に、自分でどう思う?と質問され答えてくれませんでした。生徒を評価できないなんて、自分に基準が無いということ、教師としておかしいと思います。それとも、向上していないということかしら?!
次の英語の先生には、以下を確認・交渉しようと思います!
- 時間を守れるか確認
- お金は後払いで交渉
- フィードバック(評価)をどのようにしてくれるか確認
- 前の先生のように経済の話ができるか確認(←この点はとても良かったので)
最終日、私は足だしポルノファッションで、彼が見送ってくれたのが見えました。
今考えると、それも見おさめだと思われていたのかもしれません。
↓選択の自由が広がり、自由になった服装が逆に男を刺激したり男に媚びたりすることになるパラドックス。そんなインドでも好きな服が着たいの。応援よろしくです~♪
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