2013年3月6日水曜日

チャリティ体験



インドの格差は激しいです。お屋敷のような家に暮らす人もいれば、ゴミと隣り合わせで小さな家が軒を連ねる環境の悪い地域で暮らす人もいます。英会話クラブのスエーデン人の友人に誘われて、貧しい地域の女性の自立(雇用)を助ける活動をしている施設を訪れてみました。

そこでは、紙パックをリサイクルしたバッグの製作と販売を行っています。事務所は、ゴミの散乱する線路沿いの道を通った先にありました。ホコリと臭いが酷く、良い環境ではありません。

事務所に並べられたバッグ。(写真)さすがインド、色使いがカラフルです。使用するパックの色や柄を統一して、デザイン性を高めています。

スエーデン人の女学生が、研究リサーチのために施設を訪れていて、友人と話していました。女性の自立に関するテーマだそうです。学校だけでなく海外を訪れて研究リサーチしているのに驚きました。


一緒に行った友人たちは、結構バンバン買っていて、いつもながら驚かされます。たぶんクラスが上なのと、決断が早いのです。私は散々迷って、赤い小さめのものにしました。(写真)これで550Rs です。本当はトートバッグが欲しかったけど、予算を超えてしまうので。

この売り上げは直接製作した方々に還元されます。

購入したバッグを持っていたら、アパートのエレベーターで紙パックでできてるね、と話しかけられました。それをきっかけに、この活動のこととか話ができれば良かったけれど説明できず。でも、バッグを持つことで、活動を知ってもらうきっかけになるのだと実感しました。

スラムに住む人たちは、ゴミに囲まれた暮らしを、どのように思っているのでしょうか。

自分たちの日々の暮らしで精一杯なこと以外に、そもそも、公共の場の清掃に対する意識自体が違うように感じます。

実は、日本人が公園のゴミを拾ったり、自分のゴミを持ち帰る行為は、他国では驚きの眼で見られます。ここインドでも管理されていない公園はゴミだらけなのです。

先日見た日本のテレビ番組で、海外のテレビが日本で学校の教室清掃をするのがすごい!と取り上げたことを紹介していました。その国でも教室清掃を導入したところ、子供たちの行動に変化が見られ、身の回りをきれいにするようになったそうです。インドでも学校の清掃、取り入れたらもう少しきれいになるのではないでしょうか。


↓欧米人の奉仕精神と日本人のきれい好き。両方できれば素敵かな。応援よろしくです~。

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