2014年4月8日火曜日

スラム見学

ボランティアしている学校の子供たちの住んでいる地区を見学に行ってきました。

子供と手をつないで歩いて、彼女の小さな手が自分の子供だったらいいのにと思いつつ歩いて、エリアの少し手前でお別れしました。

平日の昼間だというのに、成人男性が多く道端にたむろしています。中にはカード遊びに興じる人達もいました。

先生が二人ついてくれたので、生徒のお家を見せてもらいました。以前見学したメイドの家よりひどい印象でした。片付いていないという点でも。

どんな状況だったかというと、4人の子供と両親の6人がワンルームに生活していました。天井からは裸電球のみ。屋根はトタンでした。トイレは共同。薄暗い家の中は棚に無造作に突っ込まれた古びた衣類や棚には古びたプラスチックのリサイクルした容器が置かれていました。この家のだんなさんは病気で余命わずかなのだそう。

キッチンはワンルームの一角にガスストーブ(ボンベの上にコンロが乗ったようなかたち)のみ。その隣は四角い仕切りのある水場でそこが流しにもシャワーにもなるのです。プライバシーはありません。

外見も簡素ですが、中の作りもとても粗末でした。電化製品もなく、最近かなり普及してきているテレビも無く、室内には汗臭い臭いが漂っていました。床に敷かれたマットも決して衛生的ではありませんでした。

↓自分が先進国に生まれたことはとても恵まれたことだと感じずにはいられません。そして、こういった人たちの生活が少しでも良くなるように支援していきたいと思いました。
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