2014年4月1日火曜日

手強いインド

今日の North Coffee Morning はガッラガラだった。賞味5-6人の出席者である。
だから集まった人たちとは結構集中して話ができて良かった。
その中には自分で車を運転している人もいたけど(女性でインドで運転というのは尊敬に値する行動)、彼女曰く、運転は戦いよ!(War!と言っていた。)

インド人は長期的な視点でものごとを計画するのが苦手なようである。また業務の引き継ぎや申し送りがきちんとされない。

これが集まった人たちの共通の意見だった。

我々は定期的にコーヒーモーニングを同じホテルで開催しているが、ホテル担当者が驚くほど頻繁に変わり、人が変わる度に、0から説明しないといけないとのことだった。どういう団体でどういう条件で場所を提供してもらっているか嫌というほど繰り返しているらしい。

また、車の運転にしても、自分が一歩譲ることで全体の流れがスムーズになると想像・計画することができず、全員がひたすら突っ込む。誰もが突っ込んで身動きが取れなくなり余計渋滞がひどくなる。

以前、英語の先生になりたい友人に教師をお願いしたことがあるが、スケジューリングが下手で続かなかった。一度決めてもどんどん変更するので相手都合によるキャンセルが続きこちらの勉強にならないからだ。

今通っている英語学校もスケジュールやカレンダーをきっちり発表していない。従って生徒は休日かどうかその都度確認しないといけない。私が思うに、学校側は授業の消化率を把握していないようだ。経営者はMBAホルダーの女性だが内情は火の車だと聞いている。学校は30時間ごとの先払いなので授業がリスケで延びれば次の更新をする時期が遅れ損益分岐点を割り込むからだ。

人間はとかく環境に影響されやすい。世界の人達を見ると、寒い地域に住んでいる人の方が計画性が高い。なぜなら冬の間の対策をきちんとしないと、凍死や餓死をするからである。

その点インドでは道で寝ていても凍死することはないし、米は年2回以上採れるから餓死もない。日本のような地震や津波などの自然災害も少ない。底辺の生活をしてもなんとか生きられてしまうことが逆に、トラブルを予想し回避するための計画をきちんと立てて実行する習慣を生まない現状に繋がっているのだろうか。

インドに進出した企業の中で撤退したという話も多いとのことだった。アメリカ在住だったインド人が家を処分してインド移り住んだにもかかわらず数年でアメリカに戻ったという話も聞いた。インド人やインド人の仕事の仕方は想像以上に手ごわいのだろう。私だって、たった一つのエアコン設置に一カ月かかったのだ。


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