2013年1月4日金曜日

インドで病院に行くことに。トホホ。

昨日ホテルでのゴージャスランチを楽しんだ後、なんだかお腹が重いと感じていたら夜には吐き気がするようになり、夜中に何度か目が覚め、今朝病院に行くことにしました。

契約している保険会社の提携している病院から内科に適切な病院を選び、這うようにして支度をして病院へ。日本語が通じないので事前に症状を伝える文章を調べました。冠詞とかミスがあるかもしれませんがご了承ください。ご指摘歓迎!

胃のあたりが気持ち悪く吐き気があります。
I've been feeling sick around my stomach and nauseous.

昨日ランチビュッフェで生ものを食べました。
I ate some of raw food in buffet lunch yesterday.

37.3度熱があります。
I have a fever of 37.3 degree Celsius.

咳の薬のアレルギーがあります。
I have allergies for cough medicine.

インドの病院は初めてで勝手がわからないのでドキドキしながらエントランスへ。
日本の病院のように総合受付なるものは存在しませんでした。(今考えると、入り口の左手にあったシール(後述)をもらったのがそうかも)
入り口の右側に提供されている科の看板はありましたが、それと場所の情報とはリンクしていません。

入ってすぐのエレベーターの手前に警備員がいましたが、さらに奥に入り案内のお姉さんに、レセプションはどこ?と訊くと、何を受診するのかによる、と言われました。症状を説明すると内科 Physician で3階だと言われました。 行くと外来を意味する Out Patient Department という看板があったのでそこへ入りました。当然ですがインド人ばかり。

まず、受け付けを済ませます。日本なら問診票をもらい個人情報を記載しますが、紙のバインダーの表紙に名前、電話番号、住所、年齢を記載したのみでした。また診てほしいドクターを訊かれます。

症状を受付嬢に説明すると、コンサルテーションフィー Rs500 事務手数料 Rs50 合計Rs550 を払えと言います。先払いなのです。嘘でしょう????しかも他の人は払って領収書ももらっていません。

保険会社が全額払うからと説明すると自己負担したのに対しビル(領収書)を出すから払い戻ししろと言います。私はてっきり診てもらう前の料金で、その後に再度支払いがあると思っていたので、いやそれじゃ困ると説明したり、あわてて保険会社のカスタマーセンターにコンサルテーションフィーの支払いが出るか確認しました。これは日本では診察料に該当すると思います。というのも、その後は請求が無かったのです。結局、支払いに対し書類(ビル)を出してもらい保険会社に請求することになりました。

先に支払いを済ませ、順番を待ち、ドクターに診てもらいます。
症状の問診、脈・血圧を計り、診察台に横になり腹部を押して痛みの位置を確認、胸部に聴診器をあてました。胸の聴診器はなぜか服の上から(その奥ゆかしさがアジアだwと思いつつ)。診察台のシーツにシミがあるのが気になりましたが、きれいですよ、と言われました。ホントかなぁ~?

診察結果は、Food Poisoning 食中り、軽い食中毒です。処方されたのは抗生物質と胃酸を調整する薬。先生は薬の説明は頼まないとしてくれませんので(私は後から気付いて薬剤師に質問しました)、疑問がある場合は質問しましょう。また、薬アレルギーも訊かれませんでしたので、アレルギーが有る場合は自己申告が必要です。

診察終了後は医師が書いた手書きのカルテ(処方箋込み)をバインダーとともに渡されます。カルテ保管が患者なのです!!!病院は個人情報を入力し番号を発行します。その番号で全てを管理して、原本を保管しません。入力ミスがあると恐いな~と思いますが、ここはインド。それもアリなのでしょう。医師が診察した内容をデータベースに登録しているかは不明です。入院患者に対してはおそらく継続データを取っていると思いますが、外来はどうなのでしょう?!誰か知っていたら教えてください。


診察が終わったら、発行されたビルに「シール」と呼ばれる印をもらいに別の場所まで行きます。病院はそこで終了。それから直筆の処方箋を持って病院付属の薬局へ。処方された2つのうち1つの在庫が無く、さらに別の薬局まで足を運びました。3つ隣のビルですが。日本では入院できるような大きな病院や病院の近くの薬局で薬の在庫が無いと言われたことはないのでこれもちょっとした驚きでした。薬を入れる袋は何の記載もなく駄菓子屋の紙袋のようでした。(写真)思わず自分で飲むタイミングを記載しました。

保険会社への確認が思いのほか大変で、(国際電話、病院は電話をかけられる階段部分が外部になっており雑音がすごい、私の英語力が足りないの三重苦)最終的に通訳をいれて話をしました。診察を受ける頃には痛みに対する意識が薄れていました。薬を飲みランチを食べたら落ち着いてきて、でも、プロセスの大変さと体調不良で弱気になり帰りの車の中で少し涙が出ました。かかった時間は約2時間半くらい。思ったよりは短かったです。

今日の夕食はおかゆにして、ゆっくり休もうと思います。


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