2013年12月5日木曜日

トランジットでのおトク体験と1年のインド生活が私にもたらしたもの

日本の一時帰国から戻ってきました。

航空会社はシンガポール経由のシンガポール航空利用でしたが、インドからシンガポール航空でシンガポールを乗り継ぎ利用すると空港内のお店で使える40SGD分のお買物券をもらえるサービスがるのをご存知でしょうか?チャンギ・トランジットプログラムと呼ばれるこの特典は2014年の3月末まで継続しているそう。ターミナル2と3にあるカウンターまで行って並び搭乗券を見せる必要がありますが、一人40SGDは大きいと思いませんか?シンガポール航空をご利用の方にはぜひ利用をお勧めします。ちなみに日本から乗った場合は対象外です。

私はお土産を買うのに利用しましたが、チャンギでは化粧品のSK-II が売っているので、もし化粧品にも利用できるのであれば次回はそれに使いたいと思いました。

一時帰国は短い間だったので友達には殆ど会えませんでしたが、家族と久々の再会をして、義母とお出かけしたり、親孝行をしました。

日本はとても紅葉の美しい時期。実家が少し田舎にあることでなんだか得した気分になりました。
東京に居たころは主に行くのに時間のかかる不便な場所という印象が強く、自分の価値観があまりにも狭かったことに驚きました。四季のない国に暮らすと、季節の移ろいを楽しめる生活というのは豊かなことだ、と改めて思うのです。

運転手と話すと、冬の寒さは彼らにはピンとこないのがよくわかります。せいぜい15度くらいの寒さしか体験していなので、頬にちりちりと刺すような北風や吐く息の白さは具体的に想像できません。そして、冬の寒さをどこか清々しいと感じる美的感覚も理解するのは難しいでしょう。

8か月ぶりの日本は何をとっても素敵でした。
毎日魚を食べて、久しぶりに鯵のたたきまで作り、寿司屋にも何度か行きました。私にとって海外の不便な生活は、日本の美味しさ、美しさ、便利さを再認識させてくれる場所でもあります。

インドは確かに不便で汚いけれど、私はそれほど嫌いではありません。インド人の長い歴史に培われた生活や文化には、敬意を払う価値があります。私たちにとって理不尽なことも、その背景にある状況や彼らの価値観を尊重すれば、腹立たしいほど違ってもそれほど苦にはなりません。

久しぶりに会った母が私と会った感想は、「逞しくなったね」でした。
母の中の私はいつまで経っても子供のようにどこか頼りないものだと感じていた私には、大人扱いされたようでとても嬉しく感じました。

たぶん、インドは私を強くした。
世界中どこに行っても、きっと何とかやっていけるに違いない。

インド滞在も1年が経過し、そんな静かな自信が私に生まれました。
私の友人の殆どは仕事を辞めて夫に帯同していますが、自国に戻れば働くと決めている人ばかりです。例えばアメリカで看護師をしていたベトナム人のワニータは、通信大学で看護関連の科目を受講しています。彼女は50歳。アメリカに帰り、この年で再就職の場所があるのかわからないと話していた彼女。でも、仕事を得るためにちゃんと準備もしています。

私もそろそろ就職のための準備を始めなきゃ。
彼女の話を聞いた時、そう感じました。

ちなみに、運転手にチャンギ空港で買ったブンガワン・ソロのシフォンケーキをあげましたが、とても好評でした。インド人の観光客に添乗員らしき人がこれが好評なのと説明しているのを小耳に挟んだので買ってみたのです。あと、メイドには喉が調子が悪いというので日本茶をお茶パックに入れて渡しました。カテキンには喉をさっぱりさせる効果があるでしょう?お茶は喉にいいからと説明すると、とても喜んでいました。お土産の参考にしてください。

まだもう少し続きそうなインド生活。
ここでしかできないことを積み重ねて自分自身が少しでも成長できればいいなと思っています。

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