もうとっくに帰ってきているのに、思い出しつつ書いています。
チェンナイ旅行、宿泊は今年1月にオープンしたばかりのリーラ・パレスでした。
ロビーや室内のインテリア、清潔さ、スタッフの丁寧さ、どれを取ってもさすがリーラ!というものでした。
そして素晴らしいのは朝食!Fish Teriyaki (てりやき味の魚)と味噌汁が朝食バッフェにあるのです!
素晴らしい。日本人の方々も数組、見かけましたよ。
残念なのはプライベート・ビーチが無いこと。プールもビーチサイドとそうでないのとでは雰囲気が違いますからね~。
2日目のこの日はカンチープラムと呼ばれる寺院のあるエリアへ行きました。
ガネーシャ祭を翌日に控え、町中は買い物をする人々で溢れていました。花や傘型の飾りなど(いったいどのように使うんでしょうね?)を売る人々を見かけました。
地球の歩き方のインド編を片手に4つほど寺院を廻りました。インド国内を旅行したい方はぜひ地球の歩き方を持っていかれると良いと思います。
4つの寺院のうち2つは現地で雇った運転手に連れていかれたもので、1つ目はガイドブックに掲載されていない寺院でした。
したがって、名前もわかりませんが、そこで象を見ることができましたよ。鼻から頭にかけて図柄が描かれた象に、女性がなんとお金を差し出し、器用に受け取っていました。
2つ目はヴァイクンタ・ぺルマール寺院(Sri Vaikuntha Perumal Temple)へ。
ここは8世紀に建てられたヴィシュヌ神を祀っているというお寺です。
寺院内部で本堂を取り囲む回廊の壁面に施された彫刻が素敵。寺院を廻って思うのですが、ガイドに解説してもらったほうがより理解できますよね。夫の意向に反論して解説してもらうべきでした。
チェンナイ自身が北部からきたアーリア人やムスリムの影響が少なく、より純粋なインド文化、ドラヴィダ建築などが残る地域だと言われています。私は北部に行ったことが無いので違いはよくわかりませんが、比較してみるのも面白そうです。
ギリシャ神話などもそうですが多神教の神々はより人間に近く、親しみが沸きます。壁面の彫刻にはヒンドゥ教の神話だけでなく当時の人々の生活をしのばせるものもあるそうで、より人間らしいコミカルさを感じました。
本堂の壁に彫られた銅像で微笑んでいるのがあり、思わずカメラに収めました。本当のところはわかりませんが、寺院建立のために集められた多くの職人の一人が、きっと自分の仕事に対する誇りや責任を感じつつ、この像を見た人の幸せを願って彫ったのではないかと思ったからです。(かなり妄想ですが)自分が感謝や幸福を感じていなかったら笑顔は彫れないんじゃないかな、と思うのです。
ちなみにこの寺院はガネーシャ祭とは関係ないようで空いていました。
次は、Sri Varadaraja Temple (ワラダーラジャ寺院)へ。ここは16世紀と少し新しい寺院です。ゴープラムと呼ばれる塔門(左写真)があり塔上部の階段状の装飾が特徴的です。
寺院を入ると左手に彫刻の施された石柱の並んだホールがあり、時間があったらゆっくり見るとよさそうでした。
寺院の門で靴を脱ぐよう言われた私たちは、ホールの隣にある沐浴池まで裸足で行く勇気がなく、引き返してしまいましたが、本堂の内部で掛け声をかけて気合いを入れる?信者の方々らしき人たちを見ることができました。
左写真のゴープラムの白い部分の一番下にあるマークのようなもの、白いU字に赤い中心線のあるのがこの寺院のトレードマークのようでした。信者たちは、額に同様の縦ラインを描き、上半身裸で白い服を身にまとっていました。ちなみに一番最初の寺院では、人々は横三本線を額に描いていました。
寺院はどこもカメラやビデオに追加課金する仕組みになっていて面倒ですし、宗教行事の邪魔にならないよう、寺院内での撮影は行いませんでした。
この後、運転手に言われて、シルク織物の見学に行きました。カンチープラムは、婚礼用の絹織物が有名なのだそうです。
複雑な模様を織るための技術がフランスから導入されていて機械で穴を開けたカードを使っていました。
それでも織るのは一つ一つ手作りで、時間のかかる仕事です。カンチープラムには1万5千人もの機織りがいるそうです。(数字は聞きとりがあやふやですのであしからず)
店員の勢いに負けて、ここでシルクスカーフを買いました。
最後は Kailasanatha Temple (カイラーサナータ寺院)に行きました。こちらは8世紀初頭の建物で、前日に行った海岸寺院と同じ頃の建築です。
この寺院の特徴は、本堂を取り囲む回廊や外壁部分に小祠堂があることです。小祠堂は僧が瞑想するために作られた四角いスペースのことですが、左の写真では各塔の中ほどにある柱と柱の間のスペースかと思います。
祀られているのはシヴァ神で、かつてこの地に栄えたパッラヴァ朝の王のシンボルであるライオンの彫刻が彫られています。
これら殆どの寺院の開いている時間は朝早くから12時半までと夕方以降が大半なのですね。なので、午前中に見て回るよう計画されると良いと思います。
午後はホテルに戻ってプールでのんびりしました。
リーラのプールは、こんな感じです!
ビキニなんてご法度なインドですが、ホテルはいいかな~♪と思い、気にせず泳いじゃいました。
ちょっと日に焼けてしまったけれど、破傷風は大丈夫でしたよ。
そんなこんなでチェンナイ旅行2日目も無事終了したのでした。
↓応援よろしくです~。
チェンナイ旅行、宿泊は今年1月にオープンしたばかりのリーラ・パレスでした。
ロビーや室内のインテリア、清潔さ、スタッフの丁寧さ、どれを取ってもさすがリーラ!というものでした。
そして素晴らしいのは朝食!Fish Teriyaki (てりやき味の魚)と味噌汁が朝食バッフェにあるのです!
素晴らしい。日本人の方々も数組、見かけましたよ。
残念なのはプライベート・ビーチが無いこと。プールもビーチサイドとそうでないのとでは雰囲気が違いますからね~。
2日目のこの日はカンチープラムと呼ばれる寺院のあるエリアへ行きました。
ガネーシャ祭を翌日に控え、町中は買い物をする人々で溢れていました。花や傘型の飾りなど(いったいどのように使うんでしょうね?)を売る人々を見かけました。
地球の歩き方のインド編を片手に4つほど寺院を廻りました。インド国内を旅行したい方はぜひ地球の歩き方を持っていかれると良いと思います。
4つの寺院のうち2つは現地で雇った運転手に連れていかれたもので、1つ目はガイドブックに掲載されていない寺院でした。
したがって、名前もわかりませんが、そこで象を見ることができましたよ。鼻から頭にかけて図柄が描かれた象に、女性がなんとお金を差し出し、器用に受け取っていました。
2つ目はヴァイクンタ・ぺルマール寺院(Sri Vaikuntha Perumal Temple)へ。
ここは8世紀に建てられたヴィシュヌ神を祀っているというお寺です。
寺院内部で本堂を取り囲む回廊の壁面に施された彫刻が素敵。寺院を廻って思うのですが、ガイドに解説してもらったほうがより理解できますよね。夫の意向に反論して解説してもらうべきでした。
チェンナイ自身が北部からきたアーリア人やムスリムの影響が少なく、より純粋なインド文化、ドラヴィダ建築などが残る地域だと言われています。私は北部に行ったことが無いので違いはよくわかりませんが、比較してみるのも面白そうです。
ギリシャ神話などもそうですが多神教の神々はより人間に近く、親しみが沸きます。壁面の彫刻にはヒンドゥ教の神話だけでなく当時の人々の生活をしのばせるものもあるそうで、より人間らしいコミカルさを感じました。
本堂の壁に彫られた銅像で微笑んでいるのがあり、思わずカメラに収めました。本当のところはわかりませんが、寺院建立のために集められた多くの職人の一人が、きっと自分の仕事に対する誇りや責任を感じつつ、この像を見た人の幸せを願って彫ったのではないかと思ったからです。(かなり妄想ですが)自分が感謝や幸福を感じていなかったら笑顔は彫れないんじゃないかな、と思うのです。
ちなみにこの寺院はガネーシャ祭とは関係ないようで空いていました。
次は、Sri Varadaraja Temple (ワラダーラジャ寺院)へ。ここは16世紀と少し新しい寺院です。ゴープラムと呼ばれる塔門(左写真)があり塔上部の階段状の装飾が特徴的です。
寺院を入ると左手に彫刻の施された石柱の並んだホールがあり、時間があったらゆっくり見るとよさそうでした。
寺院の門で靴を脱ぐよう言われた私たちは、ホールの隣にある沐浴池まで裸足で行く勇気がなく、引き返してしまいましたが、本堂の内部で掛け声をかけて気合いを入れる?信者の方々らしき人たちを見ることができました。
左写真のゴープラムの白い部分の一番下にあるマークのようなもの、白いU字に赤い中心線のあるのがこの寺院のトレードマークのようでした。信者たちは、額に同様の縦ラインを描き、上半身裸で白い服を身にまとっていました。ちなみに一番最初の寺院では、人々は横三本線を額に描いていました。
寺院はどこもカメラやビデオに追加課金する仕組みになっていて面倒ですし、宗教行事の邪魔にならないよう、寺院内での撮影は行いませんでした。
この後、運転手に言われて、シルク織物の見学に行きました。カンチープラムは、婚礼用の絹織物が有名なのだそうです。
複雑な模様を織るための技術がフランスから導入されていて機械で穴を開けたカードを使っていました。
それでも織るのは一つ一つ手作りで、時間のかかる仕事です。カンチープラムには1万5千人もの機織りがいるそうです。(数字は聞きとりがあやふやですのであしからず)
店員の勢いに負けて、ここでシルクスカーフを買いました。
最後は Kailasanatha Temple (カイラーサナータ寺院)に行きました。こちらは8世紀初頭の建物で、前日に行った海岸寺院と同じ頃の建築です。
この寺院の特徴は、本堂を取り囲む回廊や外壁部分に小祠堂があることです。小祠堂は僧が瞑想するために作られた四角いスペースのことですが、左の写真では各塔の中ほどにある柱と柱の間のスペースかと思います。
祀られているのはシヴァ神で、かつてこの地に栄えたパッラヴァ朝の王のシンボルであるライオンの彫刻が彫られています。
これら殆どの寺院の開いている時間は朝早くから12時半までと夕方以降が大半なのですね。なので、午前中に見て回るよう計画されると良いと思います。
午後はホテルに戻ってプールでのんびりしました。
リーラのプールは、こんな感じです!
ビキニなんてご法度なインドですが、ホテルはいいかな~♪と思い、気にせず泳いじゃいました。
ちょっと日に焼けてしまったけれど、破傷風は大丈夫でしたよ。
そんなこんなでチェンナイ旅行2日目も無事終了したのでした。
↓応援よろしくです~。
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