2013年3月4日月曜日

大豆の国の人だもの

海外の友人と話していると、日本の調味料や食材では、その多くが大豆から作られていることに気づきます。しょうゆも味噌も原料は大豆ですから。日本に居る多くの人が毎日のように食べる納豆や豆腐、和食には欠かせない油揚げ・厚揚げもそうですよね。そんな大豆加工品の中で私が好んで食していたのは豆乳でした。

インドでも豆乳は高タンパク低カロリー食品として有名で、ここバンガロールでもスーパーに行けばたくさん売られています。いくつか買って飲んでみましたが、どれもとても甘く加工されていて、飲む気がしません。飲料は全般的に甘いですしね。

そんな些細な理由から、インドで豆乳を作ってみることにしました。でも、一度作ってみると自作豆乳が予想以上に美味しく、日本の味を彷彿とさせるものだったので、その後も継続的に作っています。

豆乳の作り方は、豆を粉砕するミキサーさえあれば簡単です。
ズボラな私にもテキトー分量でできてしまいます。薄ければ加熱の段階で少し煮詰める、濃ければ水を足せば良いだけなのでお好みの濃さに調整もできます。作り方は以下の通り。

1. 150gの大豆を500mlの水に一晩豆がやわらかくなるまでつける





















2. ミキサーでなめらかになるまで粉砕する。
  私はハンドミキサーしかないので少し水を足して撹拌しました。



3. 500mlの水を足し木ベラで混ぜながら焦げないように加熱し、泡を取る


4. 布で濾す

参考サイト
クックパッドレシピ 手作り豆乳とおから

私は、冷ました豆乳をそのまま飲んでいますが、飲みにくい方には果物などを入れてジュースにするといいと思います。私のお気に入りは、豆乳バナナ黒ゴマはちみつジュース。少し薄めにした豆乳にバナナと黒すりごまとはちみつを入れてミキサーにかければOK。これは日本のカフェでも出されている味です。

次の段階としては豆腐を作る予定で、ケースを手配中です。ただ、豆乳を作る際に出るおからの量がハンパなく多いため、おからの処理スピードを考えると、そうそう頻繁には作れません。おそらく多くても週一くらい。おからは豆腐業界では産業廃棄物として問題になっていますからね。

出たおからを利用したレシピのお気に入りは何といってもつくね!以下に見つけたレシピのリンクを掲載します。温玉は手に入りませんが、インドで手に入る鶏肉で作れてとても美味しいんです!また、大量に作っても冷凍保存できます。
ふわっふわおから鶏ごまつくね☆温玉のせ~!!レシピページへ

検索してみたら、豆乳を自動で作る器械が日本では市販されています。豆乳メーカーを導入して手軽に作ってみるのもいいかもしれませんね。あの勝間和代さんも豆乳メーカーで豆乳を作っていらっしゃるようです。
勝間和代さんが豆乳を手作りする理由


↓大豆のやさしい味は海外ではしみじみ感じる日本の味。自分が日本人だなぁと感じる瞬間でもあります。応援よろしくです。

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