久々の更新でいきなりですが、このブログも終わりのご連絡です。
夫の仕事が延長されないことに決まり、わずか1年半でわたしのインド生活は終わりを告げました。
1年半、あっという間でした。
誰もが言うように、慣れることに最初の1年かかると言われ、慣れた後も、メイドにお金を盗まれたり、運転手にお金をせびられたりして、好きになれない人もいるインド生活。
私は、元々トロいせいか、それが悠久の時が流れるインドに合っていたのか、3か月くらいで慣れてそこそこ生活をエンジョイできていました。これはすごくラッキーなことだったと思います。運転手やメイドにも恵まれました。二人とも人柄が良かった。
日本に戻ってくると、家は驚くほどコンパクトで家事は快適です。食洗器が家に付いているし、洗濯機までキッチンからバルコニーに出る必要もありません。アイロンをかけない化繊の服も着ていて苦にならない涼しい気候ですし。
帰国後は、狂ったように毎日料理しています。納豆や豆腐など毎日さっぱりした食事で嬉しい。生のレタスやトマト、インドでは手に入らない絹さやや三つ葉を食べたり、やはり手に入らない蓮根やたけのこの入った筑前煮を作ったり。このブームはまだ少し続きそうです。
それでも、家でチャイを飲む習慣はインドのまま継続しています。
あのリビングからの壮大な眺めが懐かしい。
そして、虫を一度も家の中で見ないのは、かえって不自然なのかと感じたリもしています。
インドから送った段ボールは24個。
家に入るよう自宅の不用品を選んでは捨てる毎日です。
インドを出るときの話を少し書いておきます。
私が家は日系企業の方たちと異なり、シンガポールのリロケーション企業に依頼されたインド企業の梱包だったので、シャンプー、石鹸、美容用品、薬類、乾物を含めた食品は一切持ち帰ることができませんでした。バッテリーは時計の電池も含めて入れられませんでした。来たときは半分の個数だったのに、帰るときは限度容積ぎりぎりの荷物で、我ながらよく買ったものだと実感しました。また、アクセサリーなどは手荷物で持ち帰りました。
不用品はムービングセールを行いました。OWCのヤフー・グループに広告を出しましたが、家のチェックに来た不動産会社の女性がけっこう購入してくれたので、手広く声をかけた方がいいと思います。日本人は売るという習慣はあまりないですが、アメリカだと普通です。日本食はウケがいいので日本人以外でも欲しいという人はいます。
特に海外で有名だったり、友達が食べて評判良かったのは、
荷物を搬出した後は、シェラトンホテルで過ごしました。お約束のプールにも入り、本当はエステなどもしたかったのですが、「質素倹約」が家訓の我が家。物価の高い日本に帰るということで無駄遣い厳禁でした。
でも、お友達とスタバに行ったり、最後に色々物をあげたら、メイドが家に来てくれというので、もう一度メイドの家にお茶しに行き、運転手の通訳で世間話をしたりしました。
3軒の家を掛け持ちしている彼女。間もなく新しい家に引越しするそう。頑張ってより豊かな生活を目指す。そういう姿は自分の親たちの若いころを彷彿とさせます。団塊世代ね!
それにしても、運転手の次の仕事が最後まで見つからなかったのが気がかりです。OWCに広告を出し、行きつけのカフェにちらしを貼ってもらい、もう日にちも無かったので、OLXに無料の広告を出してあげるところまでで時間切れでした。でも、その広告をドライバー仲間が見たのか運転手から「そこまでしてくれてありがとう。」と言われました。私が、「私も日本に帰ったら仕事を探すんだよ。」と彼に言うと、「私の仕事がすぐに見つかるよう祈る。」と言ってくれました。
今頃、みんな、どうしているかなぁ。
私は、ジョギングを再開して一日おきに走っています。体重は赴任前に日本にいたときから1キロくらい増えたけど、これは筋肉のせいだと自分に甘い解釈しています。脂肪より筋肉の方が重いですから。
インドから送った荷物が来るのでそれを片付けながら就職活動して、2か月くらいで新たな社会人生活をスタートできたらいいなと考えております。希望ですが、どうなることやら。
長い夏休みが終わってしまったような気持ち。
そう、インド生活は私の人生の夏休みでした。
終わってしまえば、束の間の。
そして、またいつか、海外に行ってみたいと、果敢にも思っています。
一つのことの終わりは、新しい始まりのはずだから。
これまでブログを読んでくださった方、本当にありがとうございました。
また荷物が届いたタイミングにでも記事を書くかもしれませんが、これでひと区切りにいたします。
↓終わってしまえば楽しい思い出ばかり。○ンコだらけの歩道も懐かしい?!インド、万歳!バンガロール、大好き!
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夫の仕事が延長されないことに決まり、わずか1年半でわたしのインド生活は終わりを告げました。
1年半、あっという間でした。
誰もが言うように、慣れることに最初の1年かかると言われ、慣れた後も、メイドにお金を盗まれたり、運転手にお金をせびられたりして、好きになれない人もいるインド生活。
私は、元々トロいせいか、それが悠久の時が流れるインドに合っていたのか、3か月くらいで慣れてそこそこ生活をエンジョイできていました。これはすごくラッキーなことだったと思います。運転手やメイドにも恵まれました。二人とも人柄が良かった。
日本に戻ってくると、家は驚くほどコンパクトで家事は快適です。食洗器が家に付いているし、洗濯機までキッチンからバルコニーに出る必要もありません。アイロンをかけない化繊の服も着ていて苦にならない涼しい気候ですし。
帰国後は、狂ったように毎日料理しています。納豆や豆腐など毎日さっぱりした食事で嬉しい。生のレタスやトマト、インドでは手に入らない絹さやや三つ葉を食べたり、やはり手に入らない蓮根やたけのこの入った筑前煮を作ったり。このブームはまだ少し続きそうです。
それでも、家でチャイを飲む習慣はインドのまま継続しています。
あのリビングからの壮大な眺めが懐かしい。
そして、虫を一度も家の中で見ないのは、かえって不自然なのかと感じたリもしています。
インドから送った段ボールは24個。
家に入るよう自宅の不用品を選んでは捨てる毎日です。
インドを出るときの話を少し書いておきます。
私が家は日系企業の方たちと異なり、シンガポールのリロケーション企業に依頼されたインド企業の梱包だったので、シャンプー、石鹸、美容用品、薬類、乾物を含めた食品は一切持ち帰ることができませんでした。バッテリーは時計の電池も含めて入れられませんでした。来たときは半分の個数だったのに、帰るときは限度容積ぎりぎりの荷物で、我ながらよく買ったものだと実感しました。また、アクセサリーなどは手荷物で持ち帰りました。
不用品はムービングセールを行いました。OWCのヤフー・グループに広告を出しましたが、家のチェックに来た不動産会社の女性がけっこう購入してくれたので、手広く声をかけた方がいいと思います。日本人は売るという習慣はあまりないですが、アメリカだと普通です。日本食はウケがいいので日本人以外でも欲しいという人はいます。
特に海外で有名だったり、友達が食べて評判良かったのは、
- キューピーマヨネーズ
- とんかつソース
- 寿司の材料や道具
- しょうゆ
- みそ
- ゴマドレッシング
使い方をちゃんと説明してあげると喜びます。
インド人にあげるときは、ベジかノンベジかを見極めましょう。
ちなみに変圧器はアメリカ人か日本人しか必要ないそうです。
これは日本人の方を紹介してもらい引き取り手が見つかりました。(ブログの読者の方でした。)その節はお世話になりました~!そして他の品々を買ってくれた方々、本当にありがとう。お世話になりました。この場を借りて再度お礼を申し上げます。
荷物を搬出した後は、シェラトンホテルで過ごしました。お約束のプールにも入り、本当はエステなどもしたかったのですが、「質素倹約」が家訓の我が家。物価の高い日本に帰るということで無駄遣い厳禁でした。
でも、お友達とスタバに行ったり、最後に色々物をあげたら、メイドが家に来てくれというので、もう一度メイドの家にお茶しに行き、運転手の通訳で世間話をしたりしました。
3軒の家を掛け持ちしている彼女。間もなく新しい家に引越しするそう。頑張ってより豊かな生活を目指す。そういう姿は自分の親たちの若いころを彷彿とさせます。団塊世代ね!
それにしても、運転手の次の仕事が最後まで見つからなかったのが気がかりです。OWCに広告を出し、行きつけのカフェにちらしを貼ってもらい、もう日にちも無かったので、OLXに無料の広告を出してあげるところまでで時間切れでした。でも、その広告をドライバー仲間が見たのか運転手から「そこまでしてくれてありがとう。」と言われました。私が、「私も日本に帰ったら仕事を探すんだよ。」と彼に言うと、「私の仕事がすぐに見つかるよう祈る。」と言ってくれました。
今頃、みんな、どうしているかなぁ。
私は、ジョギングを再開して一日おきに走っています。体重は赴任前に日本にいたときから1キロくらい増えたけど、これは筋肉のせいだと自分に甘い解釈しています。脂肪より筋肉の方が重いですから。
インドから送った荷物が来るのでそれを片付けながら就職活動して、2か月くらいで新たな社会人生活をスタートできたらいいなと考えております。希望ですが、どうなることやら。
長い夏休みが終わってしまったような気持ち。
そう、インド生活は私の人生の夏休みでした。
終わってしまえば、束の間の。
そして、またいつか、海外に行ってみたいと、果敢にも思っています。
一つのことの終わりは、新しい始まりのはずだから。
これまでブログを読んでくださった方、本当にありがとうございました。
また荷物が届いたタイミングにでも記事を書くかもしれませんが、これでひと区切りにいたします。
↓終わってしまえば楽しい思い出ばかり。○ンコだらけの歩道も懐かしい?!インド、万歳!バンガロール、大好き!
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