2014年1月4日土曜日

書初め

昨日は少し家でのんびりして、書初めなどをしました。
日本にいたときは忙しくてお稽古もとんとご無沙汰でしたが、こちらに書道道具を一式持ってきているのです。

今年のテーマの言葉「始め」と最近ハマっている与謝野晶子の歌、書初めに良く選ばれる言葉の中から「希望」を、そして今年の干支にちなんで「馬力」などを書いてみました。

馬力、、、私に一番足りないものかもしれません。笑)

白紙の紙と向き合い精神を集中すると、不思議と心も落ち着いて前向きな気持ちになれました。

書道は海外にいると見直す日本文化の一つだと思います。

小さい頃はお手本を見て必死にそれを真似しましたが、今は文字にもっと自分らしさを出さなきゃと思います。誰の真似でもない自分の個性、自分にしか書けないものを書くことが大切だと感じるようになりました。大人になった証拠でしょうか。

海外にいるからこそ日本人らしさと日本人であることの誇りを大切に、そして、インド人にも欧米人にも負けないぞ!(別に勝ち負けがあるとは思っていないのですが、精神的に優劣を感じないように付き合うという意味です)と改めて思うのでした。

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2014年1月3日金曜日

ジャイプル Jaipur 観光まとめ

年末年始に行ってきたインド北部旅行(ジャイプル・アグラ・デリー)の内容を自分の備忘録も兼ねてまとめておこうと思います。上記三か所間はバスでの移動でしたが、それが大変でした。
>その記事はこちら

最初のジャイプルは宝石で有名。ピンク・シティと呼ばれています。砂漠のあるラジャスタン州です。
ジャイプルの街は長期間かけて成熟したためかバンガロールより洗練された都会でした。

またバンガロールは、市長が汚職などで短期間に何度も交代し道路整備などが発展に追いつかない問題を抱えていますが、ジャイプルの道路、例えば空港から市街地までの道などは綺麗に整備され、比較的安定した政治のもとに成長している落ち着いた雰囲気を感じました。



アンベール城

市内から11km離れたところにあるお城。川沿いにあり風光明媚な立地です。
駐車場へ行く車が渋滞し、途中から徒歩で城まで行くことに。歩きやすい靴で行きましょう。
到着したらなんとハリウッドスターが撮影を行っていました。
インド人に訊くと、Sonam Kapoor とか言っていたかな??とても美人!!!

ジャイ・マン・ディルと呼ばれる鏡の間が、小さな鏡が一面に張りこまれた装飾になっていて見どころの一つになっています。


また、ガネーシャ・ポールと呼ばれる門の写真がきれいに撮れたので掲載します。左写真は入り口の上部にあるガネーシャの入った模様部分。

敷地は広大で2時間近くかけて廻りました。丘の上の城からの眺めは素晴らしいです。


















 シティ・パレス

町の中心地にあるパレス。綺麗なピンクの建物です。シャンデリアがとても素敵。

現在も住居として利用されているそうで、見学している場所の一部ではイベントの準備が行われていました。

敷地内にあるテキスタイル展示館はインド人でぐっちゃぐちゃに混んでいました。

写真は扉上部の孔雀の装飾。精緻で立体的に作られています。





ジャンタル・マンタル

天文学に関する建造物が並ぶ観光地。
巨大な日時計や星座を示す観測儀などが並んでいました。

ユネスコの世界遺産に登録されています。









アルバート・ホール(中央博物館)

旧市街の南に建つアルバート王子によって建てられた博物館です。インド・サラセン様式です。

オーディオガイドの外国人料金は124ルピーでしたが、インドに住んでいると証明書を見せて交渉し、インド人と同じ90ルピーにしてもらいました。


美術館は美しい建物でそれ自身一見の価値がありますが、鳩が大量にいます。写真は裏からの様子。トイレ前におじさんが座っていて5ルピー要求しますが無視して良いようです。私は急いでいたので思わず払ってしまいました。

建物に入り美術館へのゲートのすぐ右に富士山の描かれた合戦の様子の壁画があるのでぜひ見てください!

展示品は洗練されていて、コレクションの趣味の良さとこの地の特徴である彫金技術の高さを示すものなどもあり楽しめました。日本の薩摩の壺やエジプトのミイラなどもありました。

美術館で若いインド人(たぶん10代)男子3人組に写真を一緒に撮ってくれと頼まれて思わず了承してしまいました。多分郊外から来て外国人が珍しい?みたいでした。

観覧後にミュージアムカフェでチャイを飲みました。ここのお茶はしょうがの味がきいていて体が温まりました。北の方が寒いからか生姜が強い気がします。













風の宮殿 Hawa Mahal


外から眺めても、中から眺めても楽しい建物です。

前の通りは車だけでなく、人力のリクシャ、荷物を運ぶ人々、徒歩の人々が通り過ぎてゆきます。

そして上階からの眺めは最高でした。ここから見る街はかわいいピンク!ピンク!ピンク!

ただ、一番上から降りるときは、一人がやっと通れる幅の階段なので下から人が上がってこないタイミングを見計らわないといけないので大変でした。








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タージ・ホテル、サービスのクオリティ

デリーでは Taj Mahal Hotel に宿泊しました。

デリー門から1Km程度と健脚な方なら歩いていける官庁街の中にある Taj Mahal Hotel 。とても静かな場所です。Taj ホテルグループのラグジュアリーホテルに該当する、サービスに定評のあるホテルなのです。

宿泊はそうでもないのですが、レストランなどのお値段はラグジュアリー。ちなみに31日のホテルレストランはすべてセットミールのみ。どのレストランも4050ルピー(約6800円)以上の価格設定です。西洋人の方々は豪華食事で年末を楽しみますが、年越しそばとかさっぱりしたものを食べる日本人としてはそんなにすごいものを食べなくてもいいでしょ、と思い外食しました。1日の昼は、朝食を食べるレストランでは、シャンパン付きの3500ルピーのセットミールでした。

31日の夜になると年末パーティに参加するゲストがバンバン到着し、インド人なのにミニスカートを穿いていたりします!とてもスタイリッシュな方たちばかり。


 ホテルサービスですが、まず、チェックインすると、ゲスト宛のレターがあります。通常であれば1つですが、なんと夫婦別々に、表に名前が印刷された手紙が置いてあります。このVIP心をくすぐる演出。素晴らしいです。

















そして到着のウェルカムドリンク。こちらはオーダーしたものを持ってきてくれます。

頼んだミントティーはフレッシュミントのお茶でした。ポットサービスで、瓶入りのはちみつとレモンが添えられ、お菓子もついています。
夫はフレッシュ・ライムソーダ。
 そして、31日には外出から帰ってくると、こーんなかわいい Happy New Year ケーキが部屋に置いてありました!
なんて素敵なの。
こういう演出に弱い私、、、。

こちらは1日にティー・ラウンジでランチをしたときに、ニューイヤーのおまけとして出されたもの。













ホテルでは同名のゲストで過去に宿泊したか記録を取っているので、リピートで行くと眺めの良い部屋を取ってくれたりします。

スタッフはとても礼儀正しく、由緒あるTaj で働いている誇りを持っているようでした。動きもきびきびしています。
セイフティ・ボックスのトラブルがありましたがすぐに対処してくれました。
またエントランスのスタッフに頼めば、ドライバーが遅れている場合など電話番号を言うと、直接電話して場所を説明してくれたりします。

ただアメニティで歯ブラシセットが置いてありませんでした。そういうものなのかな?
私は自分のを使いましたが、電話すれば持ってきてくれると思います。

またデリーに行った時は宿泊したいホテルです。

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2014年1月2日木曜日

デリーでイチゴ大福





















昨晩デリーからバンガロールへ戻ったのですが、時間があったので空港に近いアンビエンス・モールに立ち寄りました。

中にはスタバがあり、メニューにグリーンティフラペチーノが入っているのが確認できて、とても嬉しくなりました!わーい。そして3階で日本人向けと思われるスイーツ屋さんを発見しました。
お店の名前は「いろは」。紺地ののれんにひらがなの店名が書かれています。


インドではなかなか食べられないシュークリーム、ゼリー、ぷりんなどが陳列されていました。くりーむパン、メロンパン、チョココロネもありました。中でも私が大興奮してしまったのは、イチゴ大福!120Rs とちょっと割高ですが、帰国時にもちを買い忘れ、もちもちしたものに当分巡り逢えない身としては、ここで食べておかないと!
それにしても、メニューの英語よりも日本語が大きく書いてあるのが不思議。インドなのに。





















食べた感想ですが、もちの部分が少しゆるめでした。残念。
でも、滅多に食べられない和菓子。貴重な体験です。さすがデリー!






















メロンパンも美味しそうでした。
この店舗のことはホームページにも出ていないので出来たのは最近なのかもしれませんね。
ぜひバンガロールにも出来てほしいお店です。

Iroha India のホームページ

Ambience Mall
Vasant Kunj II, Vasant Kunj, 110070

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本年もどうぞよろしくお願いします

明けまして、おめでとうございます。
※ブログデザインを変更しました。

みなさん、今年の目標を決めましたか?

年末には昨年を振り返って、どんな一年だったか考えたりすると思いますが、
昨年を振り返って私が選んだ漢字は

「耐」でした。

ネガティブかなと思うのですが、インドに来て、エアコンの設置といい、テーラーとのやりとりといい、家族や友人と離れた環境といい、辛いことばかりを思い出してしまったんです。根がネガティブなのかもしれません。

インド人がどんな人達なのか身を以て体験しても、それを文化的背景とともに公平に理解して受け入れ、自分に害が及ばないようにどう立ちまわれば良いか行動に反映できるようになるには時間と労力がそれなりにかかるのではないでしょうか。

1年たってやっと、まだ完ぺきではないけれど、徐々に上手く立ち回れるようになってきました。
オートリクシャでぼったくられることもなくなり、列で抜かされないようさりげなく体やカートでガードし必要があれば文句を言い、インド人が近付きすぎたら肘で距離を開け、釣り銭が足りなければ指摘し、逆に彼らを出し抜く方法を、もしかしたら半ば強引かもしれませんが、自分なりにできるようになりました。しかしこれらの対応は日本では常識のない人と映る場合もあるでしょう。日本に帰ったときは、相手の文化的背景によって対応を使い分けるよう留意する必要があるでしょう。

結果的に、辛かった環境は、私をタフにもしました。また、これまで時間がなくてあまりできなかった友人との交流や子供たちとの触れ合いは、経済的には辛くても私の心を豊かにしました。人生の中で今ほど友達の存在を大切に感じたことはありません。新年の節目にお互いの Happy を願って言葉を交わす友人がいる。そういう交流が自分の心の周りに積み上がり、自分という城の一部になり、心を強くしていく。武田信玄の「人は城、人は石垣」は戦国時代の戦いだけでなく人の心にも当てはまるのではないでしょうか。そんなことをぼんやり感じた年末年始でした。

そして迎えた新年。基本的にぐーたらな私はすっかり働かない生活が身についてしまいました。
しかし、これで良いはずがありません!
自立した大人なら、目標を決めて少しでも前進すること。それができないなら、ダイエットと一緒で坂道を転げ落ちてしまいます。

具体的な目標は個人情報?!なのでここでは明かしませんが、40代の長期目標として、夫から精神的にも経済的にも自立することを目標の一部にしています。私は特に頭が良いわけでも仕事ができるわけでもないので、この目標は自分なりにハードだと思っています。
私がこういう目標を立てている理由は、日本では経済力が家庭内での力関係に影響を及ぼしやすいし、夫のことは好きですがお世話係で一生を終えるつもりは毛頭ないからです。(昨年は、夫のお世話係のように感じてストレスが溜まりました。)また、わずか数千円の買い物までいちいちお伺いを立てる生活はまっぴらごめんなのです。

今年私が目標として選んだ言葉は、「始」です。
長期の目標に向かって、本当に必要なことだけに絞って準備を始め、自分にできることをきちんと積み上げていく、そういう年にできればと思っています。

↓年末年始でブログ更新されない方が多いからか、ブログ村の順位が初めて4位になりました!
とっても嬉しいです。応援してくれた方、ありがとうございます!そして、次の1年もよろしくお願いします。