2014年2月6日木曜日

日本社会の足りない点

それは、大人の女性を大人として普通に扱うことではないだろうか。
※インドに関係なくてすみません。

今話題になっているSTAP細胞の小保方博士の報道について、日本のメディアと海外のメディアでは取り扱い方に非常に差が出ているという記事を読んだ。これを読んで、「リケジョ」や女性らしさをことさら強調する新聞メディアの化石化した態度に辟易してしまった。
>一晩中泣き明かした30歳若手女性研究者と書く我が国にはゴシップ新聞しかないらしい(WirelessWire News)

世界中が注目するような成果を挙げた人間に対し、プロフェッショナルとして扱えない日本人社会(男性?)の偏った女性の取り扱い方がいかに社会でまともに働く女性のやる気をくじくか考えてほしい。

こういう取り扱い方は、私は新聞メディアだけでなく、企業の中にも見られるものだと思う。

彼女が女性でもそうじゃなくても、STAP細胞の研究の成果とそれがもたらす今後の可能性に興味があるし、性別や年齢に関わる情報ではなく、専門性に視点をおいて見てほしい。
それが、大人の女性を大人として普通に扱うこと、だと思う。

少なくともメディアに携わる人は、自ら性差別的な報道を是正する視点を持つべきだと思う。
プロフェッショナルに女性を持ち出しことさらソフトで弱い面を強調するのは、私には、家父長制の歴史からみると相手を下にみたい欲求なのではないかと思う。
それはどこか、モテない男が美人で聡明な女性をわざとけなすような小学生のメンタリティの対応に似ていて、国際社会では通用しないと言わざるおえない。

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